昼間は暖かいけど、朝晩は肌寒い。そんな秋、初冬、春のアウターにぜひ持っていきたいのがミレーのビオナセジャケットです。軽くてかさばらず、気軽に羽織れるのが最大の魅力。撥水性もあるので多少の雨でも安心です。ここでは実際に着てみたビオナセの感想をお伝えしつつ、その特長をレビューします。
ビオナセジャケットの特長

秋の始まりに登山用品店でミレーのビオナセジャケットを発見し、思わず衝動買いしてしまったほど気に入ってしまいました。肌触りと言い、軽さと言い、「これこれ私の欲しかったものは!」と嬉しくなってしまうほどよくできた逸品。とりあえずレインウェアは別にして(笑)、フリースはまだ暑いので無しとして(笑)、秋春の登山でちょっと肌寒い晴れた日に、中間着の上に軽く羽織るソフトシェルとしては最適じゃないかと思います。
中間着だけじゃなくフリースの上にも着れるので、冬も使えそうな予感がしますね。着心地は割とゆったり目なのですよ。袖通しもいいので、下に起毛のフリースを着ても引っ掛かからずにすみそうです。そのためには、ちょっとサイズ大きめを選んだほうがいいかもしれませんが、私はMサイズ(日本のLサイズ)がちょうどよかったです。(身長163㎝、体重54kg)

フロント部です。前ファスナーフルオープンタイプ。ジップチェストポケットが両脇に、ジップハンドポケットが左胸にあります。

生地はダブルウィーブ ライトストレッチ ポリエステル100%で、やや薄手です。保温性はどうなの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。寒い冬に中間着の上にこれ1枚では厳しい、と言えばなんとなくお判りいただけるでしょうか。とは言え、二重織りのソフトシェルなので保温性はそこそこあります。
4方向のストレッチ素材を使用しており、それは着た瞬間に分かります。行動中でも暑くならない限りはずっと着続けていられます。レインウェアのようなごわつきはありません。
撥水加工をしているので、多少の雨が降っても大丈夫です。ただ、レインウェア並みの防水力は期待できません。ファスナーは止水ファスナーではありませんので、強い雨に当たれば浸水すると思いますので、そんな時は迷わずレインウェアに着替えてください。

後ろ見頃の肩部分は切り替えがあり、横方向の縫製はそのまま腕部分まで伸びています。全体的に体の動きを追求したカッティングがされています。

フード部分です。アジャスタブルフードと言い、風が強い日などコードを調整して強風対策ができます。

顎を傷つけないチンガードがしっかりとあります。ストラップも大きめでつかみやすいです。

袖口にはサムホールがあるので、両手の甲を強風や寒さから守ってくれます。また、袖口はゴム仕様になっていて、煩わしいボタンやスナップはありません。暑くなった時には簡単に袖まくりができます。

裾部分です。後ろ見頃が若干長く、お尻の露出を気にするレディースの皆さんにはうれしい仕様ですね。

裾はドローコード調節が可能。強風によるばたつきを抑え、寒さから腹部を守ってくれます。

お洗濯は液温40℃を限度とし手洗い、日陰でのつり干し乾燥、アイロンは底面温度120℃を限度、弱いウェットクリーニング処理推奨です。

サイズはヨーロッパ規格で、Mサイズが日本のLサイズとなります。


カラー展開はウィメンズは、DORITE、GINGERSPICE、SAPHIRの3種類。メンズは、 BLACK – NOIR、FOGGY DEW、DORITE、 DORITE/BLACKの4種類です。全体的に落ち着いたカラーで、街着としても違和感なく着れそうですね。メンズだけツートンカラーがあるのはなぜでしょうか…?
| ウィメンズ | 着丈 | 身幅 | 裄丈 |
| XS | 64 | 47.5 | 78 |
| S | 66 | 50 | 80 |
| M | 68 | 52.5 | 82 |
| L | 70 | 55 | 84 |
| メンズ | 着丈 | 身幅 | 裄丈 |
| XS | 68 | 50 | 84.5 |
| S | 70 | 52.5 | 86.5 |
| M | 72 | 55 | 88.5 |
| L | 74 | 57.5 | 90.5 |
| XL | 76 | 60 | 92.5 |
ビオナセジャケットを着た感想

私が選んだのはSAPHIR(紺色)。落ち着いた色です。なぜこの色にしたかというと普段着としても利用したかったからです。これを着て電車に乗っても登山者だとは思われないと思います。ザックを持ってなければ…(笑)

私は裏地に違う色が見えるのが好きではないので、これはうれしい。

ファスナーを上まで上げてしまっても首周りは余裕があります。着ていてストレスがないことが、これを選んだ一番の理由です。腕回りもちょうどいいゆとりがあり、中に着るものをあまり選ばなくて済むところが気に入っています。そして手首周りが楽なんですよね。両脇のポケットも大きくて、たくさん入れられるのもGOOD!
デメリットを考えてみたんですが、思い当たらないんですよね。それくらい体にフィットしていて、動きやすいのです。耐久性に関しては、まだそんなに経ってないのでわかりません。今後に期待でしょうか。
ビオナセジャケットはどこで買えるの?
全国の登山用品店で購入できます。近くに置いていない場合は、ミレーの公式サイトで購入可能です。楽天市場やyahoo!のミレー公式店では、OUTLET商品として現在セール販売をしています。品切れの色やサイズが出てきているので、購入する予定の方はお早めに!(2025年11月現在)
まとめ
ミレーのビオナセジャケットは、適度な撥水性と防風性、保温性を備えた、軽量でやわらかい手触りがうれしいソフトシェルジャケットです。秋春や初冬の防寒着として、中間着の上に着ることができるので、ザックの中に突っ込んでおけば活躍すること間違いありません。価格的にもそれほど高額ではないので、最初のソフトシェルとしても手を出しやすいかなと思います。
撥水性はありますが、防水性はありませんのでレインウェアとは別にお持ちください。脱いでザックに仕舞ったとしてもそれほど場所を取りませんのでご安心を!
それではこれからも楽しい山登りを♪
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