熊鈴のおススメ6選 / 選ぶポイントは3つ!使い方とマナーも知っておこう

熊鈴 山の道具
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最近、登山だけでなく街中でも熊による被害が多発しています。熊との遭遇を未然に防ぐための道具として熊鈴の利用がおすすめです。ここでは初めて熊鈴を購入する方に向けて、どのような熊鈴を選んだらいいのか、また、使用時の注意点やマナーなどをお伝えしたいと思います。

熊と遭遇しないためには?

以前は山奥にだけ居た熊が、最近では人里や畑にも出没するようになり、登山、沢登り、山菜採りなどのアウトドアだけでなく、通学時や農作業中などの日常でも被害を受ける事例が起きています。

出典:環境省

熊と出会わないためには、まず熊の生息する地域を知っておくことが重要です。上の図のように、日本ではヒグマが北海道に、ツキノワグマが本州と四国の山地に生息しています。

登山をする際には、計画している山域に熊の出没情報がないかをチェックし、出没情報がある地域には極力立ち入らないことが大切です。また、熊の生態や行動を事前に知っておくことで、熊との遭遇を減らすことにもつながります。

熊が居そうな場所を知る▶ 熊の隠れ場所になりそうな見通しの悪い場所沢など狭い場所山と繋がっている林や川沿いの藪も注意しましょう。

熊が出没しやすい時間を知る▶ 早朝、夜間は、熊と出会う可能性が高くなります。

熊が活動する季節を知る▶ 熊は春から秋にかけて行動が活発になります(12月~4月に冬眠しますが、温暖な地域では冬でも活動することがあります)。熊は冬眠から覚めると山菜を食べ、夏にはハチミツや昆虫を探して食べ、秋には木の実を食べます。熊は本来雑食で、植物を主に食べています。ドングリ類が不作の年には、熊が人里まで下りてきて人と遭遇し、被害をもたらすことがあります。

熊鈴は熊との遭遇を未然に防ぐ効果がある

クマ出没注意

熊に出会う恐れがある場所では、熊鈴など音が出るもので自分の存在を知らせましょう。熊は本来臆病な性格で、物音がすれば熊から去って行きます。しかし、突然目の前に人が現れると驚いて攻撃してくることがあります。特に子育てしている母熊は母性本能が強く、注意が必要です。熊鈴は、遠くからでも音が聴こえるので、事前に熊を遠ざける効果があります。

熊鈴を選ぶポイント3つとは?

熊鈴にはいくつかの種類があり、初めて購入する際は迷ってしまう人がいるかもしれません。基本的には個人の好みで選べばいいのですが、買った後で後悔しないために、熊鈴にはどんな種類があるのかをあらかじめ知っておくといいですよ。

熊鈴を選ぶポイントは3つあります。それは「消音機能付きを選ぶ」「音の種類で選ぶ」「使う場所で選ぶ」です。

1、消音機能付きを選ぶ

熊鈴には、消音機能が付いているものと付いていないものがあります。

購入するなら迷うことなく消音機能が付いているものをおススメします。鳴らさないほうがいい場所、例えばテントサイト、山小屋、公共交通機関などは、周りの人の迷惑になりやすいです。そのため、すぐに音を消すことができない消音機能の付いていない熊鈴は、大変不便です。

熊鈴の消音方法はいくつかあります。マグネットで固定するもの、袋にしまえるもの、振り子を固定できるものなど様々です。好みで選ぶといいでしょう。

2、音の種類(ベル型orカウベル型)で選ぶ

左:ベル型 右:カウベル型

熊鈴の形状には、大まかに分けて「ベル型」と「カウベル型」があります。

ベル型とカウベル型は形が違いますが、音の種類も違います。ベル型は風鈴に似た「チーン」という高く大きな音が特長です。カウベル型は牛さんが首に付けているような「カランコロン」という低く控えめな音が特長です。これは好みで選べばいいと思いますが、大きな音が恥ずかしい人はカウベル型がおススメです。

3、使う場所で選ぶ 

熊鈴をどこで使うかによっても、選択肢は変わってくるでしょう。

渓流、熊の出没情報が多い場所、人が少ない山をソロで歩く場合は、音が遠くまで響く「ベル型」をおススメします。その中でも特に真鍮で作られた熊鈴は、高音帯の音色が水の音に消されず遠くまで響き、より遠くにいる熊にも存在を知らせることができるのでおススメです。

メジャーな山、グループ登山、登下校などの人里で使う場合は、控えめな音の「カウベル型」をおススメします。人がたくさん入る山では熊の出没率が低く、熊鈴を携帯している人も多いため、ベル型のような大きな音は必要ないでしょう。グループ登山では誰かが一つ付けていれば十分です。

私は「ベル型」と「カウベル型」の両方を持っていて、登る山域や山行人数に応じて使い分けるようにしていますよ。

おススメの熊鈴6選(+熊撃退スプレー)をご紹介

ここからは私が持っている熊鈴を中心に、ネット通販で人気の高い熊鈴をご紹介します。すべて消音機能付きとなっています。購入する際の参考にしてください。

消音機能付き 熊よけ鈴【プロ登山家推奨】/ ZAFIELD

ベル型・真鍮製・消音機能付き・ホイッスル付き ▶重量79g、鈴の高さ6cm、ベルト長さ6.5cm。カラビナ2個付属、ベルト部分に反射材付き。消音方法はベルの内側にあるくぼみに振り子をはめるだけのワンタッチ消音。山岳ガイド橋谷晃氏推奨の熊鈴で私も所有しています。やや大きめで、高音の音色が遠くまで響くので人の少なめな山、沢登り、渓流釣りにおススメ。カラビナの替え、緊急時のホイッスルも付いて至れり尽くせりです。

クマベル 小 / 冒険倶楽部(BOHKEN CLUB)

ベル型・真鍮製・消音機能付き ▶重量65g、約W30×H130×D45mm。可愛い熊の顔をしていて見栄えは最高。思わず買ってしまいました(笑) 鼻がバネ付き分銅になっており、つまんでへこみに留めることにより消音できます。可愛さと高音の両方を求める人におススメ。大と小がありますが、登山には軽めの小がいいでしょう。

森の鈴 カバー付(BEAR BELL 熊鈴)/ 東京ベル

ベル型・真鍮製・消音機能付き ▶重量76g、高さ9.3cm、最大幅4cm。ポリカーボネートカバー付きで金属同士の嫌な音や傷を防ぎます。消音方法は軸を上に引っ張るだけのワンタッチ消音。スマートなデザインと高音を求める人、人の少ない山での単独登山におススメ。

消音ケース付きカウベルM / ハイマウント

カウベル型・鉄製・消音ケース付き ▶重量58g、全長11cm(ベル部:3.9×2.6×4cm)。袋に磁石が内蔵されていて、使わないときは袋に入れるだけで消音できます。私も所有していますが、手軽に使えてコンパクトなのが嬉しいです。軽さと控えめな音を求める人や、クマ出没率の低いグループ登山におススメ。チロリアンテープが可愛いですよ。

熊よけ鈴 3点セット / Nirvisa

カウベル型・鉄製・消音機能付き・ホイッスル付き・多用途ホルダー付き ▶重量30g、長さ14.5cm 、幅3.3cm。熊鈴はベルト部のマグネットに片手で簡単に消音できます。大きな音が出る救命ホイッスル付き。多用途ホルダーはペットボトルや熊よけスプレーの装着に便利です。控えめな音が好きな人、SOSホイッスル熊よけスプレーも携帯したい人におススメ。

やさしい音色の熊鈴 / マイルート

カウベル型・鉄製・消音機能付き・ホイッスル付き ▶重量30g。本革使用で色が選べる9種類。消音方法は、鈴を⾰ベルトの磁⽯にくっつけるだけの瞬間消音。プロ仕様のレスキューホイッスルも付属し、3種類の⾳を同時に吹くことで、より遠くまで存在を知らせることが可能です。熊鈴のデザインに拘りたい人、控えめな音が好きな人、SOSホイッスルも携帯したい人におススメ。

<おまけ>熊撃退スプレー 中型/ POLICE MAGNUM

万が一、熊と遭遇してしまった時のためのお守りに!熊撃退スプレーのご案内です。

中型・軽量・日本JSDPA認定品 ▶こちらはツキノワグマ(本州以南に生息)専用の安全確実なクマよけスプレーです(猪、犬、猿、その他動物にも使用可能です)。一般的な北海道のヒグマ撃退スプレーはカプサイシン含有で人にも危険なので、本州以南ではこの商品を使用することをおススメします。

重量160g、直径38mm、長さ172mm、噴射距離:約5m 高圧ガス N2(窒素)、 35℃におけるゲージ内圧力0.78Mpa以上0.80Mpa未満。噴射剤:水、プロピオン酸、グリコール、OC、UV  [非引火性] [非毒物] [非劇物]。

この商品は、全国の都道府県における複数の県警察・国公立機関・地方自治体正式採用品です。

万が一、熊と出会ってしまったら?

気をつけていても熊と遭遇してしまうことがあります。もし、熊と出会ってしまったら次のように行動してください。(出典:環境省)

  • 熊がいることに気付いた時 ▶熊が遠くにいる時は、落ち着いてその場から離れましょう。熊が近くにいる時は、熊に背を向けず、熊を見ながらゆっくり後退しましょう。熊を驚かせないよう、大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう。また、カメラのフラッシュをたくのもやめましょう。
  • すぐ近くで出会った時 ▶慌てたり急な動作をすることで熊が攻撃してくることがあるので、冷静に、慌てず、熊が立ち去ってからその場を離れるようにしましょう。
  • 突発的に襲われたら ▶うつぶせになり、両腕で顔や頭をガードして、大怪我を避けましょう。

熊鈴の使い方とマナー

熊鈴

熊鈴の使い方 ▶熊鈴は手が届く範囲(体の前面、または側面)のベルト類に付けて、いつでもON/OFFができるようにしましょう。ザックの背面に付けてしまうと、消音したいときにいちいちザックを降ろさなければならなくなり大変です。また、熊の出没情報がない山では、そもそも熊鈴を鳴らす必要はありません。熊鈴はファッションアイテムではありません。

熊鈴のマナー ▶熊鈴は熊よけのアイテムとして必需品ですが、反面、人の多い場所ではその音が大きいゆえに迷惑になることもあります。正直、熊鈴の音が嫌いで静寂を好む登山者は少なからずいますので、場所をわきまえない使い方をしていると、周りから注意されることもあります。熊鈴の本来の目的は、「遠くにいる熊(獣)に自分の存在を知らせるため」のもの。それを踏まえて、以下のことに注意して使用していただければと思います。

  • 熊鈴は鳴らしっぱなしにしないこと。山頂などの休憩場所、山小屋、テント場、人の多い登山道、駅ケーブルカーなどの公共の場所などは必要ありません。消音モードにするか、ポケットに入れるなどして周りに気遣う気持ちを持ちましょう。
  • グループ登山をする場合は、誰か一人が代表で付けるようにしましょう。
  • マナーと言うほどではありませんが、他の登山者とすれ違う時は、消音モードにしたり手で押さえたりしてあげるとよりスマートです。(気にならない人が殆どだとは思いますが)

まとめ

熊鈴は熊と遭遇しないためのお守りとして、是非持っておきたいアイテムです。種類は大きく分けて「ベル型」と「カウベル型」があり、購入する場合は自身の登山スタイルに合わせて選ぶと失敗がありません。また、音をワンタッチで消せる消音機能が付いているものが断然おススメです。熊鈴を使用する際は、周囲の迷惑にならないようマナーを知っておくのも大切です。熊鈴を上手に使って、楽しい山登りをしてくださいね。

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