登山荷物のパッキングをする時に、強い味方となってくれるスタッフバッグ。でも、スタッフバッグって種類やサイズがあり過ぎて、どんなものを選べばいいのか迷ってしまいませんか?ここではスタッフバッグの種類と私が実際に使っているおすすめ品、用途に合わせたスタッフバッグの活用法などをご紹介します。
スタッフバッグとは?
スタッフバッグ(=スタッフサック)とは、簡単に言ってしまえば「ザックの中の荷物を仕分ける袋」になります。
仕分ける袋ならトラベル用や100均でもいいんじゃない?
いえいえ、アウトドア用のものは防水機能に特化していて、快適に使える工夫もいろいろとされているんですよ
素材は主に、ナイロンファブリックにメーカー独自の耐水コーティング加工を施したもので、縫い目にシームテープ処理をすることでさらに防水性を高めています。
スタッフバッグを製造しているメーカーはたくさんあり、選ぶのに迷ってしまうほどです。各メーカーはアウトドアユーザーの要求に応えるため、常に機能性を重視した最高の製品作りを続けています。
スタッフバッグの利点には、
- 強度があり、耐久性に優れている
- 防水効果があるので雨の日にも安心
- 色分けをすることで中身を把握できる
- 中身に合わせ、最適なスタッフバッグの形・サイズを選べる
- 圧縮してカサ減らしができるものがある
- ザックから取り出しやすい素材と形状になっている
- 摩擦音が静かなので周りに迷惑をかけない
などがあり、いいことづくめなのです。
登山においては、スタッフバッグで上手にパッキングをすることで、さらに作業効率が上がり時間短縮に繋がる、悪天候での思わぬトラブルを回避できる、などの効果が期待できます。
最初のうちはビニール袋などでも代用できますが、スタッフバッグの高い性能を知ってしまったら、もう手放せなくなりますよ!
スタッフバッグの種類
スタッフバッグの種類には、ヒモを絞って使う「巾着型」と、袋の口を折ってバックルで留める「ロールトップ型」があります。どちらにもメリット・デメリットがありますので、用途に応じて使い分けるといいでしょう。
▶巾着型スタッフバッグとは?
巾着型スタッフバッグは、コードを手で絞って閉めるスタイル。ほとんどがコードロック付きなので、口が勝手に開くことはありません。多くは耐水性のある生地を使った丸底型の筒状で、縫い目は防水シームテープを貼ることで荷物の濡れを防止しています。
メリットとしては・・・
- 出し入れが楽
- 梱包に時間が掛からない
デメリットとしては・・・
- 口を絞っているだけなので、水の侵入は防げない
- 圧縮はされないのでかさばる
が挙げられます。
それでは、管理人が日頃から使用している、おすすめの巾着型スタッフバッグをご紹介します。
【モンベル】ライトスタッフバッグ
圧倒的な人気の高さを誇る国産メーカー「モンベル」のライトスタッフバッグシリーズです。モンベルはウェアやギアが有名ですが、小物類も多数販売しており、特にこのライトスタッフバッグは、リーズナブルな価格と耐久性の良さで人気です!
モンベルは全国にお店がありますので購入しやすく、初心者さんがまず準備するには最適なスタッフバッグと言えるでしょう。
前面に「mont-bell」のロゴと容量が印字されているので、一目見て何リットルかわかるのがいいですね!
■素材は40デニールナイロンリップストップ / ハイドロプロコーティング
※デニールとは
糸や繊維の太さを示す単位で、数字が大きいほど太くなります。40デニールは、厚くもなく薄くもなく、ほどほどの厚みで安心して使えます。
生地は、破れに強いナイロンリップストップにハイドロプロコーティング仕様。ハイドロプロとは、モンベルオリジナルの高耐水圧ポリウレタン樹脂防水コーティングのことです。
耐水圧は10,000㎜です。
さらに、縫い目にはシームテープを貼ることで高い防水性を実現しています。
手を入れてみると、やや透け感があります。カラー展開は5色です。(サイズの大きなものは2~3色に減ります)
開口部はスムーズに開閉できるコード仕様。戻りを抑えるコードロッカー付きです。しかし、若干隙間が空いてしまうのは避けられません。
■サイズは2L、5L、10L、15L、20L、40L、60Lの7種類
サイズは最小が2Lで、最大が60Lの7種類の展開になっています。
大きさを比べるためにペットボトルと一緒に並べてみました。左から2Lサイズ、500mlペットボトル、2Lペットボトル、5Lサイズとなります。
2Lサイズに500mlのペットボトルを入れてみました。余裕で入りました。口も閉じられますよ。
5Lサイズに2Lペットボトルを入れてみました。こちらも余裕で入りました。口も閉じられました。
ある程度の重さに耐えられるので、クッカーなどの金属類もOKです。
10L以上は持っていないのでアドバイスはできませんが、小屋泊なら2Lと5Lがあれば十分な大きさでしょう。
■各サイズの重量、寸法、価格、色
サイズ | 重量 | 寸法 | 価格(税込) | 色 |
2L | 17g | 20×Φ11.5 | 1,155 | (CYL)(DKFS)(GM)(PRBL)(SKGY) |
5L | 26g | 28×Φ16 | 1,320 | (CYL)(DKFS)(GM)(PRBL)(SKGY) |
10L | 36g | 35×Φ20 | 1,595 | (CYL)(DKFS)(GM)(PRBL)(SKGY) |
15L | 44g | 40×Φ22.5 | 1,815 | (CYL)(DKFS)(GM)(PRBL)(SKGY) |
20L | 53g | 44×Φ25 | 2,090 | (CYL)(DKFS)(GM)(PRBL)(SKGY) |
40L | 79g | 55×Φ31.5 | 2,585 | (CYL)(PRBL)(SKGY) |
60L | 94g | 64×Φ35 | 3,025 | (PRBL)(SKGY) |
2,5,10,15Lセット | 122g | ー | 5,280 | ー |
【オクトス】透湿防水スタッフバッグ
次にご紹介するのは、オクトスの「透湿防水スタッフバッグ」です。これは3Lです。
オクトスはあまり効き慣れない名前ですが、こちらも国産メーカーとなります!
1999年に設立された登山用品、帆布製品を販売するメーカーで、自社縫製工場(日本)で生産、製造直販することにより価格を抑えているのが魅力です。実際、モンベルのライトスタッフバッグより安いです!
■素材は40デニールリップストップナイロン / 2.5層防水(透湿)コーティング
素材は、レインウェアにも使われている40デニールリップストップナイロンで、2.5層防水(透湿)コーティングを施しています。触った感触は確かに薄手のレインウェアのようです。とは言え、ごわつきはなく柔らかです。
耐水圧は10,000mmです。
3Lの重量は21gで、底面は円筒状。一切のプリントを省き、コストを削減しています。横に社名と容量のタグ付き。色はライムグリーン、なかなかない色ですよね!色展開は5色です。
裏面は白色の蜂の巣模様で、縫い目はシームテープ処理で防水効果を高めています。
開口部はコード仕様。コードは太めで、生地の性質上、閉める時にやや抵抗感ありますが、コードロッカーのおかげで戻りはありません。
■サイズは3L、6L、10L、12L、15L、20L、30Lの7種類
サイズは最小がこの3Lで、最大が30Lの7種類の展開となっています。モンベルにない3L、6L、30Lがあるのが嬉しいですね!
プリムスのクッカーソロセットM(内径11.2mm)を収納してみたら、ちょうどよい大きさと厚さでした。
■各サイズの重量、寸法、価格、色
サイズ | 重量 | 寸法 | 価格(税抜き) | 色 |
3L | 21g | 23.5×Φ13 | 990 | (LG)(OR)(RD)(BL)(BK) |
6L | 28g | 33×Φ16 | 1,100 | (LG)(OR)(RD)(BL)(BK) |
10L | 35g | 42×Φ17 | 1,210 | (LG)(OR)(RD)(BL)(BK) |
12L | 35g | 43×Φ19 | 1,320 | (LG)(OR)(RD)(BL)(BK) |
15L | 40g | 52.5×Φ19 | 1,430 | (LG)(OR)(RD)(BL)(BK) |
20L | 54g | 53×Φ22 | 1,540 | (LG)(OR)(RD)(BL)(BK) |
30L | 65g | 60×Φ25 | 1,650 | (LG)(OR)(RD)(BL)(BK) |
12L,15L,20Lセット | ー | ー | 3,080 | 4バリエーション |
【オクトス】 ULスタッフバッグ
こちらも同じくオクトスの「ULスタッフバッグ 」 です。大きさは4Lです。
これはウルトラライト仕様となっており、4Lサイズで重量はわずか18gです。底面は円筒状で、一切のプリントを省きコストを抑えています。カラーはエンジになります。
■素材は30デニールコーデュラナイロン
ULスタッフバッグの素材は、30デニールコーデュラナイロンです。表にシリコンコーティング、裏にPUコーティングを施しています。
縫い目はシームテープ処理をして防水効果を高めています。
モンベルの40Dと比べると若干薄く、スベスベした生地です。私は30Dでも充分安心できる厚さだと思います。
特筆すべきは、このフタ(?)です!目の付け所が日本製品らしい。開口部に円状の生地が付いていることで、ある程度水の侵入を防いでくれます。
コードは細目でスムーズな開閉。コードロック付きで安心です。
■サイズは1L、2L、3L、4L、6L、10L、12Lの7種類
サイズ展開は、最小1Lから最大12Lまでとなっています。4Lに食材をいろいろ押し込んでみました。結構入ります。
■各サイズの重量、寸法、価格、色
サイズ | 重量 | 寸法 | 価格(税込) | 色 |
1L | 10g | 17×Φ10 | 1,100 | ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、エンジ |
2L | 12g | 26×Φ11 | 1,210 | ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、エンジ |
3L | 17g | 26×Φ13.5 | 1,320 | ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、エンジ |
4L | 18g | 29×Φ16 | 1,430 | ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、エンジ |
6L | 22g | 34×Φ17 | 1,540 | ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、エンジ |
10L | 31g | 46.5×Φ18.5 | 1,650 | ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、エンジ |
12L | 35g | 49×Φ19 | 1,760 | ブラック、ブルー、グリーン、オレンジ、エンジ |
▶ロールトップ型スタッフバッグとは?
ロールトップ型とは、開閉口を折りたたみ(通常3回)、バックルで留める方式のことを言います。折り口には、しなやかで強度のあるベルト状の素材が縫い込まれており、開閉口の安定性を保ちます。
生地は耐水性のある素材が使われており、縫い目にはシームテープが施されています。
ロールトップ型は、入口からの水の侵入を防ぎますので、巾着型に比べて防水面で優れているのが特長です。(水中には沈められません)
また、密閉度が高いため、空気を逃がしながらクローズすればコンパクトに、逆に空気を入れてクローズすれば、緩衝材代わりに使うこともできます。
メリットとしては・・・
- 防水性が高い
- コンパクトになる
デメリットとしては・・・
- 開け閉めがやや面倒
なことが挙げられます。
それでは、管理人おすすめのロールトップ型スタッフバッグをご紹介します。
【シートゥサミット】eVac ドライサック
オーストラリアのメーカー、シートゥサミットの「eVac ドライサック」です。
シートゥサミットは、使い勝手の良いアウトドア用品からパック製品を数多く販売している、管理人お気に入りのメーカーです。
特にこのeVacドライサックは、シートゥサミットの数あるロールトップ製品の中でもコンプレッション(圧縮)機能を持っており、かさばる衣類をコンパクトに収納できます!私は毎回持って行くほど気に入ってます。
色はグレー系とブルー系の2色で底はオレンジ。前面には「SEA TO SUMMIT」のロゴと小さく「eVent EVAC 5L」の文字も。Dカンのついたベルトが使い勝手が良さそうですね!
■素材は70デニールナイロンファブリック / eVent ウォータープルーフ
私が持っているサイズは5Lです。上の写真では、大きさを比べるためペットボトル500mlを置いてみました。(「着替え」の文字は私が書いたものです)
素材は、70デニールナイロンファブリック でやや厚め。底の生地は、高透湿防水素材 eVent ウォータープルーフとなります。安心の厚みなのに軽量。重量はわずか48gです。
耐水圧は、10,000mmです。
丈夫なベルトを配した開閉口。
縫い目はダブルステッチにシームテープ処理で防水もバッチリ!内部は白色で、暗い場所でも荷物を確認しやすくなっています。
内部に使用方法と注意事項が印字されています(日本語あります)。「最低3回折ってからバックルで留めて」と書いてあります。
注意
「尖ったものやざらついたものは入れられません。電子機器は2枚重ねで使用してください」とのことです。
底はオーバル型です。ここから空気が抜けてコンパクトに圧縮されます。私は円筒形よりオーバルのほうがザックに入れるには使いやすいと思います。
■サイズは3L、5L、8L、13L、20L、35Lの6種類
サイズは、最小が3Lで最大が35Lの6種類となっています。厚みがあり、丈夫に出来ていますので、ある程度重さのあるものを入れても大丈夫そうです。
ためしにフリースを入れて圧縮してみたいと思います。
本体の大きさの半分ほどまで圧縮されました。
空気抜きに時間が掛かるという意見を聞きます。確かに簡単には抜けないのですが、そのぶん後戻りもしづらいという事。時間がないときはケツ圧で一瞬です(笑)
■各サイズの重量、寸法、価格、色
サイズ | 重量 | 寸法 | 価格(税込) | 色 |
3L | 42g | 28×(17×11) | 2,860 | ベルーガ・ターキッシュタイル |
5L | 47g | 39×(17×11) | 3,080 | ベルーガ・ターキッシュタイル |
8L | 58g | 44×(21×13) | 3,520 | ベルーガ・ターキッシュタイル |
13L | 69g | 51×(23×15) | 4,070 | ベルーガ・ターキッシュタイル |
20L | 86g | 60×(27×17) | 4,620 | ベルーガ・ターキッシュタイル |
35L | 112g | 70×(33×21) | 5,390 | ベルーガ・ターキッシュタイル |
【EXPED】フォールド ドライ バッグ UL
スイスのメーカーEXPEDの「フォールド ドライバッグ UL」です。
EXPEDは、1997年よりアウトドア愛好家のために最高品質の特別なギアをデザインし続けています。テント、シュラフ、バックパックなどを販売しており、スタッフバッグも信頼できる製品です。
このスタッフバッグは、厚さが15デニールと大変薄い「ウルトラライト製品」です。
■素材は15デニールリップストップナイロン / PUコーティング
素材は、15デニールリップストップナイロン / PUコーティング。柔らかでサラサラした生地です。ずっと触っていたいくらい気持ちいい。
開口部は大変しなやかで、曲げに関してストレスはほとんどありません。
耐水圧は1,500mmで、しっかり水をはじきます。
縫い目はシームテープ処理をして、水の侵入を防いでいます。中身の判別が可能な半透明の素材です。
バックルは凹凸が少なく、とても閉めやすいです。
■サイズは1L、3L、5L、8L、13L、22L、40Lの7種類
サイズは1Lから40Lまでと幅広い展開。これは5Lです。500mlのペットボトルと並べてみました。
色に関しては、フォールドドライバッグはワンサイズワンカラーなので、色を見ただけで何リットルか分かるようになっています。この5Lは綺麗な山吹色です。
底面は、角の丸い長方形です。ザックの底の形に合わせてあるようで、インナーバッグにも使えそうですね!
■各サイズの重量、寸法、価格、色
サイズ | 重量 | 寸法 | 価格(税込) | 色 |
1L(XXS) | 13g | 16×14×7 | 2,200 | ライムグリーン |
3L(XS) | 16g | 25×15×10 | 2,420 | オレンジ |
5L(S) | 20g | 31×17×12 | 2,640 | イエロー |
8L(M) | 23g | 35×19×14 | 2,860 | レッド |
13L(L) | 29g | 44×23×16 | 3,300 | ブルー |
22L(XL) | 34g | 51×26×19 | 3,960 | グリーン |
40L(XXL) | 47g | 56×37×24 | 5,060 | スカイブルー |
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【シートゥサミット】ウルトラシル ナノドライサック
次にご紹介するのはシートゥサミットの「ウルトラシル ナノ ドライサック」になります。別製品で「ウルトラ シル ドライサック」もありますが間違えないでください。「ナノ」が付きますよ。
これも軽量化を謳った「U.L.(ウルトラライト)製品」となります。厚さはEXPEDと同じ15デニールです。
前面にはsea to summitのロゴと容量が印字されています。底面はオーバル型です。
触った感じは柔らかく、ややしっとり感があります。
■素材はウルトラシルナノ(15Dシリコン/PUナイロンファブリック)
ウルトラシル ナノ ドライサックの素材は、軽量で耐久性のある15Dシリコン/PUナイロンファブリックです。
こちらも耐水性があり、水の侵入を防ぐ作りになっています。耐水圧は、1,200mmです。
上の写真は、イエローとオレンジの2Lサイズです。重量は16gです。
大きさをイメージするため、500mlのペットボトルを置いてみました。バンダナ、ネックウォーマー、アームカバー、冬用シャツは余裕で入ります。
耐水性ハイパロンロールトップクロージャーが湿気の侵入を防ぎます。しなやかで曲げやすいのが特長です。
すべての縫い目はダブルステッチで、シームテープ処理を施し防水対策をしています。
生地が15デニールと薄いので、透け感があります。中身が見えて便利な反面、気になる人は濃いめの色を選びましょう。
■サイズは1L、2L、4L、8L、13L、20L、35Lの7種類
サイズは、最小が1Lで最大が35Lの7種類となります。1Lからあるので、少量をパックしたい時は嬉しいですね。
実際に、2Lのウルトラシルナノドライサックに、着替え(アンダーウェアと靴下)を入れてみます。
口を閉める時に空気を逃がしてあげると、ここまでコンパクトになります!ある意味、コンプレッションバッグにもなりますね。
これは、空気を入れた状態にしてヘッドランプを収納したところです。壊れやすいものを入れる時は緩衝材代わりに使うこともできますよ。
■各サイズの重量、寸法、価格、色
サイズ | 重量 | 寸法 | 価格(税込) | 色 |
1L | 13g | 24×13×7.5 | 1,540 | ブルー、ライム、オレンジ |
2L | 16g | 28.5×15×9.5 | 1,650 | ブルー、ライム、オレンジ |
4L | 19g | 33×17×11.2 | 1,760 | ブルー、ライム、オレンジ |
8L | 24g | 47×20×15 | 1,980 | ブルー、ライム、オレンジ |
13L | 28g | 52×22.5×16.5 | 2,420 | ブルー、ライム、オレンジ |
20L | 36g | 63×26×20 | 2,970 | ブルー、ライム、オレンジ |
35L | 46g | 70×31×25 | 3,520 | ブルー、ライム、オレンジ |
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用途別スタッフバッグをご紹介します
ここからは、いろいろな用途に使えるスタッフバッグのご紹介です。
ザックのインナーバッグに使いたい
EXPED / フォールド ドライバッグ UL
ザックの中の、全ての荷物の雨対策に是非とも購入したいインナーバッグ。ロールトップ型なら雨の侵入を防ぐことが出来ます。
私は、前出したEXPEDの「フォールド ドライバッグ UL」を使っています。私が所有しているミレーサースフェー30+5には、XL(22L)サイズがピッタリでした。
2Lペットボトルを置いてみました。サイズは51 × 26 × 19 cm。
大きいサイズになると重さも気になりますが、これはウルトラライトなのでわずか34g!
ザックに入れた状態です。素材がサラサラして滑りがいいので、ザックから引っ張り出すときにストレスを感じません。底部は角の丸い長方形なので、ザックの形状にピッタリはまります。
スマホを入れたい
LOKSAK(ロックサック) / 防水マルチケース
アメリカ「LOK SAK」の万能防水防塵マルチケースです。素材はポリエチレン。気密性が高く、電子機器や貴重品を雨・埃・泥・砂から守ります。アメリカの軍隊、米国政府機関等、多くの公的機関で利用されています。
これのいい所は、ケースに入れたまま、タッチ操作や通話が可能なところ!雨の日の登山には欠かせないスタッフバッグですよ。
サイズはいろいろありますので、ご自身のスマホに合ったサイズを探してみてくださいね。スマホ以外にも濡らしたくない貴重品用もあります。
トレッキングポールを入れたい
オクトス / CORDURA トレッキングポールバッグ
オクトスは痒い所に手が届くようなメーカーです。探していたポール用のバッグがありました!
私は電車でよく移動するので、このようなスタッフバッグがあるととても助かります。
素材は、上部が30Dコーデュラナイロン。底部が500Dコーデュラナイロンとなっています。前出のULスタッフバッグと同じ素材ですね。
サイズは、高さ71cm×幅8cm×マチ7cm。重量は28gと軽量です。
底面は、石づきの部分が当たっても破れない安心設計ですね。
持ち手となるバンドが付いていて、2ヶ所で縫い付けられています。ザックに固定しやすそうですね。
ためしに自分のトレッキングポール(長さ51cm)を入れてみました。かなり長さは余裕があります。59cmタイプも大丈夫です。
オクトスのポール用スタッフバッグは、他に3つ折りトレッキングポール用も用意されていますよ。
スタッフバッグをパッキングする時のコツ
ザックにスタッフバッグをパッキングする時のコツですが、ほとんどのスタッフバッグは縦に収納すると取っ手をつかみやすく、容易に引き出すことが出来ます。
ただ、巾着型は完全防水ではありませんので、雨の日には注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?気になるスタッフバッグはありましたか?管理人の好みが強いページになってしまいましたが、参考になれば幸いです。
巾着型もロールトップ型も、それぞれにいいところがありますので、用途によって使い分けることが最良の活用法でしょう。
また、ザックの軽量化を考えるのであれば、ウルトラライト製品は必携です!
スタッフバッグは他にも数多くのメーカーが作っていますので、自分で気に入った形や色を探すと楽しみが増えていいですよ!
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