これで安心!初心者さんのための秋冬登山の基本装備【小物編】

秋冬登山装備ウェア

秋冬登山に向けて準備したい小物類は、トレッキンググローブ、帽子、ネックウォーマーの3点です。とは言っても、どんな物を買えばいいのか迷ってしまいますよね!そんな登山ビギナーさんに、小物を選ぶときの注意点や、保温性の高い素材などを、管理人のおススメ商品と共にご紹介します。

秋冬に欠かせない小物3点セット

秋冬の山では、指先を温めるトレッキンググローブ頭を覆う帽子寒さに弱い耳や首を守るネックウォーマーを3点セットとして用意しましょう。特にグローブは、忘れてしまうと指先が凍傷になってしまう危険もありますので、真冬にグローブを忘れたら山行は即中止するくらいの心構えでいないと危険です。

トレッキンググローブ

秋冬グローブ

登山でトレッキンググローブをはめる目的は、保温防風防水がありますが、それだけではありません。転倒時や木の枝をつかんだ時の怪我防止、ストックを持った時のマメ防止、はしごや岩場を登る時の滑り防止などの役目もあります。

年間を通してグローブは必ず必要になってきますが、秋冬用のグローブを購入する時はどんな注意点があるでしょうか?以下にまとめてみました。

■寒い季節に適した保温性の高い素材や、中に保温材が入ったものを選びましょう

グローブの素材はウェアと同じく、ポリエステルなどの化繊、ウール素材がおススメです。裏側に保温力の高いフリース、表側に防風性のある生地を使ったり、中芯にポリエステル綿を入れた厚手のものなど、行く山によってグローブの性能が変わるので種類も豊富です。

秋冬の低山でしたら、フリースなどの柔らかくて温かく、操作性が良いグローブがおススメです。

雪山の場合は、インナーグローブとアウターグローブの二重構造で対応することもありますが、積雪のない冬山(気温0℃以上)はそこまで用意する必要はなく、中綿入りのもので十分かなと思います。

■防水透湿性もチェックしましょう

雨対策に防水透湿加工のあるグローブをひとつ持っていると安心です。完全防水ではないですが、雨を防ぎ、湿気を外に逃がす機能を持った手袋は冬の雨でも快適です。

防水透湿性の素材には、各メーカーが出しているゴアテックス、ハイベント、エバーブレス、パーテックスなどがあります。購入する時の参考にしてください。

ゴアテックス防水耐久性、防風透湿性を高次元で兼ね備えた素材です。
無数の微細な孔を保持したGORE-TEX Membraneをラミネートすることで、
高い防水性と透湿性を同時に発揮させることができ、ウエア内を濡れから
守りながら快適な状態を維持することができます。(出典:ノースフェイス)
ハイベント優れたPUコーティングによる耐水性と透湿性を持つナイロン素材。
雪や雨などをシャットアウトし、ウェア内の水蒸気を排出してムレを防ぎます。
防風性にも優れ、快適性にも定評があります。(出典:ノースフェイス)
エバーブレスポリカーボネート系ポリウレタンの多孔質膜を採用し、最高レベルの防水透湿性
と耐久性を兼ね備えた全く新しいオリジナル防水透湿素材です。加水分解による
劣化スピードが極めて遅く、高い性能を長く維持できるのが特長です。
(出典:ファイントラック)
パーテックス防水透湿性や耐久性をキープしながら、着心地はしなやかで軽く、通気性に優れて
おり、動き続けてもほとんど蒸れない革新的な素材です。(出典:Goldwin)
防滴グローブ
モンベル サンダーパスグローブ(防滴仕様です、お間違えなく)

ちなみに防滴グローブというものがあります。防水防滴はやや意味合いが違います。防滴は読んで字のごとく、雨のしずくには効力を発揮しますが土砂降りには対応していません。以前、防滴グローブを間違って買ってしまい、大雨で中がビショビショになってしまった苦い経験があります。撥水加工の手袋も、雨を弾く程度のものとお考え下さい。

■手のひらに滑り止め素材がついているか確認しましょう

グローブ滑り止め

登山では、ストックを握ったり、岩をつかんだり、梯子を登ったりという動作がつきものです。そういった場面でグローブの内側に滑り止めがついていると安心して歩けます。

■タッチスクリーン対応が便利です

タッチスクリーン対応

最近ではスマホで写真を撮ったり、GPS地図アプリを使ったりすることが当たり前になりつつありますよね!そんな時にグローブをしたままタッチパネル操作ができると便利です。今ではほとんどのグローブがタッチスクリーン対応となっていますが、購入時にチェックすることをお忘れなく。

もしもの時のために2セット持って行きましょう

グローブは2セット持って行くことをおススメします。一双が雨や雪で濡れてしまったとか、泥で汚れてしまったとか、山友さんが忘れたとか、そういうことが本当によくあります!また、思った以上に寒かった時のために、薄いのと厚いのを一双ずつ持って行くといいですよ!

■自分の手にフィットするかが大事

グローブを購入する時に一番大事になるのが、はめた時のフィット感です。メーカーや素材によってサイズ感や使用感は違います。手首のあたりがしっくりこないとか、小指だけ長いとか…あるんですよね~(笑)

防風性、保温性、防水性のどれを優先させるかによっても手袋の感触は大きく異なりますので、まずは実際に店舗でいろいろと試着してみることをおススメします。

また、サイズは男女兼用と、男性用・女性用に分かれているものがありますので、間違えないでくださいね!

軍手(綿素材)はどうか?という疑問がある人もいるかと思いますが、秋冬では私はあまりおススメしません。保温性がほとんどありませんし、雨が降ればビショビショになって乾きません。春夏の晴天時でしたらあまり問題はないと思いますが、その時でも必ず滑り止めがあるものを使いましょう。

管理人おススメのグローブをチェック!↓

[フォックスファイヤー] 【男女兼用】ウォームグリッパーFor Touch Screen

秋に使用頻度が高い、中厚手の吸汗速乾性と保温性を併せ持ったフォックスファイヤーのフリースのグローブ。手のひらのすべり止めドットでポールの握りや鎖場も安心。日常生活にも使ってます。タッチパネル対応。ユニセックス。

【素材】高機能トリコット(ポリエステル100%)/ドットプリントフリース(ポリエステル92%・ポリウレタン8%)/別布:帯電合皮

【定価】3,190円(税込み)

[ミレー] 手袋 WARM STRETCH TREK GLOVE(ウォーム ストレッチ トレック グローブ)

多彩なマウンテンスポーツに対応するミレーの保温性ストレッチグローブ。伸縮性のあるポーラテック素材は、肌触り滑らかでゴワゴワせず操作性も抜群。最初にはめた時感動しました。なんとすべり止めが「M」(笑) タッチパネル対応。ユニセックス。

【素材】Polarte®Power Stretch® PRO™ ポリエステル60% ナイロン30% ポリウレタン10% × Palm ポリエステル85% ポリウレタン15%

【定価】5,390円(税込み)

finetrack(ファイントラック) エバーブレスウィンタートレイルグローブ WOMEN’S

表側に防水透湿素材エバーブレス®を、掌側にはハイグリップで耐久性に優れたシンセティックレザーを採用した保温材入りの秋冬用グローブ。インナーグローブとしても使えます。タッチパネル対応。メンズもあります。(完全防水ではありません)

【素材】表生地(表):20デニールストレッチナイロンリップ(ナイロン100%) 表生地(裏):20デニールポリエステルニット(ポリエステル100%) ポリウレタンラミネート 裏生地:ポリエステル100% 中わた:ポリエステル100%

【定価】7,260円(税込み)

[ザノースフェイス] グローブ アースリーグローブ

冬期の幅広いフィールドで活用できる、厚手の防寒グローブ。防水透湿性に優れるハイベントをインサートし、タッチスクリーン操作に対応したナイロン素材で仕上げています。安心の暖かさ。ユニセックス。

【素材】 <表地>NORTHTEC CLOTH ECO(ナイロン100%) <甲部>ネオプレーン <平部>合成皮革 <インサート>HYVENT

【定価】7,920円(税込み)

AXESQUIN アクシーズクイン ユビ、デル、グローブ

アクシーズクインの防風性と保温性を備えた指の出せるグローブ。防風透湿被膜をサンドイッチした表ジャージ&裏フリース素材を使用して保温性も確保。ミトンを外すと人差し指と中指がコンニチハ。親指と、手首にもスリットがあり(時計用)、至れり尽くせり!

【素材】ポリエステル100%(ポリウレタンラミネート)、手首 ポリエステル94%、ポリウレタン6%、部分使い 合成皮革

【定価】5,280円(税込み)

帽子

秋冬帽子

冬山では頭部の保温が大事になってきます。私はすぐに耳が痛くなってしまい、頭痛を併発してしまうこともあります。私の感覚では、気温が5℃を下回ったら保温性のあるニットの帽子が恋しくなりますね!

ニット帽は、ビーニーをはじめ、ボンボンやイヤーパッドがついたものなど、各メーカーで可愛いものがたくさん販売されています。登山女子には選ぶのも楽しみな時間かもしれませんね。

ニット帽の素材は、高い保温性のあるポリエステル(フリース)、メリノウール、アクリルなどがあります。また、蒸れやすい頭皮の水分を吸収して発熱するブレスサーモを使用した帽子もあります。

秋冬の帽子を選ぶ時の注意点に関してはそれほどありませんが、耳が隠せるものであるということと、蒸れに注意することでしょうか。冬でも歩いていると、発汗作用で帽子の中の髪が濡れてしまうことがあります。あまり厚すぎるのも避けたほうがいいかと思います。

管理人おススメの帽子をチェック!↓

フェニックス帽子
[フェニックス] トレッキング 帽子 ビーニー レディース PH868HW69

帽子と言えばフェニックス!これは耳当てが付いていて、冷たい風から耳を守ってくれます。使わない時はボタンで上に止めておくこともできます。

【素材】表:アクリル85%、毛15% 裏:ポリエステル95%、ポリウレタン5%

【定価】4,290円

モンベル帽子

[モンベル]メリノウール ジャカード ウォーマーキャップ

モンベルのメリノウール素材の帽子です。軽くて薄いのでザックの中で場所を取りません。でもとても暖かいです。すそは折り返しも可能。お揃いのネックウォーマーもあります。男女兼用。

【素材】メリノウール100%

【定価】3,190円(税込み)

[コロンビア]ニューファウンドダッシュ3ウェイイヤーフラップキャップ

ナイロンキャップとフリースキャップが合体した3WAYで楽しめる帽子。それぞれ単体で使用するも可、一緒に重ねて被っても良し。防寒対策としてフラップを下ろして耳を覆うこともできます。男女兼用ワンサイズ。

【素材】表 マックローリーリップストップ(ナイロン100%)ライナー マイクロフリース(ポリエステル100%)汗止め フィールドセンサー(ポリエステル100%)

【定価】5,830円(税込み)

10倍(11/4-11/11) ミズノ公式 ブレスサーモシングルニットキャップ ユニセックス ブルーグリーン杢

ミズノのブレスサーモは、人の肌から微量な水分を吸収して発熱する特殊な発熱繊維です。発熱・吸湿・消臭性あり。メランジ独特の優しい風合いや色味が魅力の「メランジニットシリーズ」。ユニセックス。サイズフリー。

【素材】ポリエステル51%、アクリル41%、毛7%、合成繊維(ブレスサーモ)1%

【定価】4,950円(税込み)

MIZUNO SHOP ミズノ公式オンラインショップ

ネックウォーマー

ネックウォーマー

秋冬はネックウォーマー(ネックゲイター)も必需品です。低温、強風から首回りを守ってくれる頼もしい味方。最近では新型コロナ対策のマスク替わりにも使えますね!

素材はアクリル、ポリエステル、ウールが定番です。濡れても乾きが早いからです。登山用でなくても、スポーツ用品店にあるものでも使えると思います。

とは言え、購入する時に知っておいたほうがいいことがあります。以下を参考にしてください。

■首だけでなく、鼻や耳も覆うことが出来るか。また覆った状態で自立するか大事

首から耳、鼻まで覆うなら、丈は20cm以上あるものがいいでしょう。また、登山中は両手がストックなどで塞がれて使えない事ってありますよね。そんな時に、鼻まで上げたネックウォーマーが何度もずり落ちてきたらイラっとしませんか?(笑) ネックウォーマーの周囲が広すぎたり、伸びきったものは顔の周りで自立しません。周囲寸法が小さめのものや、伸縮性が強めのものがいいと思います。

■帽子としても使いまわせたら尚よし

ネックウォーマーの中には、帽子としても使えるものがあります。製品表示を確認してみましょう。以前、ネックウォーマーだけ持ってきて、帽子を忘れたことがありました。すかさず帽子に転用しました!一石二鳥なネックウォーマーは持っていて損はないですよ。

■裏も表もつかえるものを

山行中に濡れてしまった時、裏返して使えるネックウォーマーは便利です。リバーシブルや肌触りが表裏ともいいものを選びましょう。

管理人おススメのネックウォーマーをチェック!↓

パタゴニア patagonia マイクロD・ゲイター

パタゴニアのリサイクル・ポリエステル・フリースのネックウォーマー。生地が二重になっていて保温性抜群。片面が濡れたら裏返して使用可能。鼻までしっかり自立します。無地と柄あり。ワンサイズ。

【素材】リサイクル・ポリエステル・マイクロフリース100%。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用

【定価】3,850円(税込み)

モンベルメリノウールジャガードネックゲイター

[モンベル]メリノウールジャガードネックゲイター

保温性に優れたメリノウールを使っているから、肌触りが柔らか。上のウォーマーキャップとお揃いで使えます。上部にはゴムが入っているので、鼻からずれ落ちにくくなっています。丈が長いので帽子としても使えます。サイズはS、M、Lの3種類。

【素材】メリノウール100%

【定価】2,530円(税込み)

まとめ

今回は秋冬小物を中心にご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

秋冬の登山は寒さとの戦いです。ウェアだけでなく、小物での保温も出来ていないと、体温が低下して動きが鈍くなり、思わぬ怪我をしたり、体力を奪われたりと、質の良い登山ができません。末端までしっかりと装備することをお忘れなく。

それでは楽しい山歩きを!

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