スマホポーチはもう迷わない! 登山に最適なショルダー取り付けタイプ 選ぶポイント&おすすめ5選

スマホポーチ 山の道具
本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。

登山で使うスマホポーチ(スマホホルダー)は、バックパックのショルダーハーネスに取り付けるタイプが断然おすすめです。ここでは多機能、軽量、使いやすさに特化した登山者に人気のスマホポーチをご紹介します。あなたの山行スタイルに合わせて、最適なスマホポーチを見つけてください。

なぜショルダー取り付けタイプがおすすめなのか?

今、登山者の多くはスマホを持って山に入っています。スマホって便利ですよね!GPSを使用した登山地図アプリ機能をはじめ、カメラ機能電話機能おサイフ機能など、使い方は様々です。

そんなスマホをみなさんはどのように持っているでしょうか?たまにズボンのポケットに入れている人を見かけますが、座った時や段差の大きい階段を登る時に、折れたり足の屈伸を妨げたりしないでしょうか?また、歩いている途中で落としてしまったりしませんか?

また、サコッシュに入れている人も多いと思います。それもアリだと思いますが、スマホの重さでサコッシュがブラブラしてしまい、岩にぶつけてスマホの液晶画面が割れてしまう危険性も。雨でサコッシュが濡れたら中もびしょびしょになりそうです。

スマホは精密機器なので、山での持ち運びには慎重になりたいですよね。そんな時に便利なのがザックのショルダーハーネスに取り付けられるスマホポーチです。周囲を見回してみると、スマホの携帯方法はこれがとても多いです。

ザック取り付けタイプのスマホポーチは、スマホを保護することはもちろんですが、歩きの邪魔にならないようしっかり固定され、胸元で出し入れしやすく、小物も一緒に入れられて、使いやすい工夫もされているんですよ。ではどのようなスマホポーチが使いやすいのか、購入する際の注意点と、どんなものが自分に合うのかを考えてみましょう。

スマホポーチを購入する時のポイント

スマホポーチ

スマホポーチをこれから購入したい方、今のポーチが使いづらく再購入したい方に向けて、どのような点に注意したらいいかを挙げてみました。買った後で後悔しないためにも、是非参考にしてみてくださいね。

外部からの衝撃を軽減する工夫がされているか

あなたの大事なスマホを守るために、スマホポーチ内部にクッション材が入っているかを確認しましょう。万が一、転倒・滑落した時でもパッド入りのポーチなら、スマホの破損を防いでくれるでしょう。

※パッドがすべての衝撃に対応できるとは限りません。クライミング時の落下など、より強い衝撃対策には、スマホハードケースなどの併用をおすすめします。

自分のスマホに合った収納力になっているか

スマホポーチ

買ったはいいけど、スマホが入らなかったら大変!最近のスマホは大型になってきているので、サイズチェックはお忘れなく。同じ商品でもSサイズ、Mサイズがあるものもあるので、間違えて買わないよう注意しましょう。

軽量で肩への負担が少ないタイプか

スマホポーチ

スマホポーチは1気室、2気室、3気室といろいろあり、自分の用途に合わせて選択をするのが大事。スマホの他に入れたくなるものは、デジカメ、充電器、イヤホン、カード類、財布、地図、カイロ(厳冬期)などがありますよね。ポーチにいろいろと入れたくなりますが、収納力の高いものを選べばそれだけ重量が増しますので、どの程度肩への負担がかけられるかを考え、自分にとって最適な容量のものを選びましょう。

簡単でぶれない取付方法になっているか

すま

ショルダー取付タイプのスマホポーチは、たいていカラビナでザックのベルトに取り付け、裏でベルクロ(マジックテープ)固定するものが主流です。

スマホポーチ

ベルクロも1本タイプよりは2本タイプのほうが安心して使えます。ベルクロの長さが短いものは、ザックのベルト幅や形状によっては取り付けられないものもありますので注意が必要です。

雨を防ぐ撥水加工がされているか

スマホポーチ

スマホを雨で濡らさないために、スマホポーチの材質に撥水加工がされているかをチェックしましょう。とは言え、最近のスマホは防水のものが増えていますので、防水スマホであればそれほど心配することはないかと思います。防水スマホでない場合は、レインウェアのポケットにしまうのが最善策かと思います。

ダブルジッパーになっているか?

スマホホルダー

スマホポーチのジッパーはダブルジッパーがおすすめです。ショルダーストラップの左右どちらに取り付けても、自分の開けやすい方向にジッパーを移動させることができるからです。

スマホポーチのおすすめ

スマホポーチ

ここでは私が実際に使用していて、気に入っているスマホポーチ、ネット通販で人気のある商品を5点ご紹介したいと思います。私は以前はひとつのポーチを使いまわしていましたが、ザックを替えるたびに付けたり外したりするのが面倒で、今は複数のポーチをザックに付けっぱなしにして使用しています。それぞれに特長があって使いやすく、気分転換にもなっています。

アウトドアスマホポーチ / Shoebill

スマホポーチ
  • 【商品概要・用途】大型スマホ収納可能、リュック・ショルダー・ベルトに取り付け可能
  • 【機能性】・クッション材・3気室・イヤホンホール・ダブルジッパー・撥水加工
  • 【重量】110g(ショルダーストラップ含まず)
  • 【素材詳細】1000Dナイロン100%
  • 【サイズ】W10 x H18.5 × D3cm
スマホポーチ

Shoebillのアウトドアスマホポーチは3気室あるので、マルチで使いたい人に最適です。私が気に入っているのはイヤホンホールです。と言っても、私はイヤホンではなくモバイルバッテリーで使用しています。いつも歩いている途中でスマホの充電がなくなってしまうので、モバイルバッテリーとの併用は必要不可欠です。内ポケットにバッテリーを入れ、コードをイヤホンホールから出して、外ポケットのスマホ(iphone12mini)に差して使っています。

※注意する点は、コードのメーカーによってはイヤホンホールを通らないものがあることです。APPLEの純正コードは通ります。

スマホポーチ

アウトドアスマホポーチの2つある内ポケットのひとつには仕切りがあり、カード類をしまっておけます。

スマホポーチ

スマホの他、二つ折り財布やサングラス、手袋なども入ってしまいます。いちいちザックを降ろして出したりしまったりする手間や、サコッシュを使用する必要がありません。

スマホポーチ

背面はベルクロ2本でしっかり固定。ベルト通しもありますし、同梱のショルダーストラップで肩から下げることもできます。カラビナも最初からついているので買う必要はありません。日本製ならではの至れり尽くせりなスマホポーチだと思います。

対応機種:iPhone13, iPhone15Pro MAX, iPhone14Pro MAX, iPhone13Pro MAX, iPhone12, iPhone13Pro, iPhone15Pro, iPhone14Pro, iPhone15, iPhone14

ヴァリエポーチ / ミレー

ヴァリエポーチ
  • 【商品概要・用途】大きめのモバイル端末も収納可能、リュック・ベルトに取り付け可能
  • 【機能性】・フルパッド仕様・ダブルジッパー・2気室・キーフック付き
  • 【重量】120g
  • 【素材詳細】ダブルリップストップ 210D ナイロン100%
  • 【サイズ】W12 x H21 x D5cm
ヴァリエポーチ

ミレーのヴァリエポーチは2気室です。大きい収納スペースには仕切りがあり、カード類を収納可能です。キーフック付きでなくしがちな鍵の収納に対応。ダブルジッパーで使い勝手がいいです。

ヴァリエポーチ

手前のサブスペースはシングルジッパーですが、私のiphone12miniが入ってしまいます。こちらはマチが広いので、行動食やサングラスなどの小物も入れたい人にも向いています。ミレーのザックを持っていれば、お揃いで使用するとキマリます!

ヴァリエポーチ

背面は2本のベルクロでショルダーハーネスにしっかり外付けできます。また、ベルト通しがあるのでウェストベルトにも取り付け可能です。カラビナは付いていません。

クイックパデッドケースM / グレゴリー

グレゴリースマホポーチ
  • 【商品概要・用途】スマホ、デジカメの収納に最適。リュックに取り付け可能
  • 【機能性】・フルパッド仕様・1気室・ダブルジッパー・フロントデイジーチェーン
  • 【重量】65g
  • 【素材詳細】ナイロン100%
  • 【サイズ】W10 x H18 x D4cm
グレゴリークイックパデットポーチに熊鈴を取り付けてみた

グレゴリーのクイックパデットポーチはMサイズとSサイズがあります。こちらはやや大きめのMサイズです。特筆すべきはフロント部にあるデイジーチェーンです。カラビナを使うことで小物を外付けできるので何かと便利です。

スマホポーチ

1気室ですが中はマチが広く、スマホと充電器の両方を入れることができます。キーフックや仕切りは付いていません。重量が65gなので軽いポーチがいい人におすすめです。

スマホポーチ

背面は2本のベルクロでリュックにしっかりと固定できます。カラビナやベルト通し用のループは付いていません。

スマホポーチ

グレゴリーのバックパックをお使いの方は、お揃いで使用するとキマリます。ダブルジッパーのタブが茶色のスエードでお洒落ですよ。

一回り小ぶりなSサイズはこちら↓

スマートフォンポーチ04 / ハクバ OUTDOOR PRODOCTS

スマホポーチ
  • 【商品概要・用途】最大6.2インチまでのスマホを収納可能、リュック・ベルトに取り付け可能
  • 【機能性】・フルパッド仕様・2気室・ダブルジッパー・撥水加工
  • 【重量】65g
  • 【素材詳細】ナイロン100%
  • 【サイズ】W10.5 × H18 × D2cm
スマホポーチ

人気ブランドOUTDOOR PRODUCTSの使いやすいポーチです。04と05があり、こちらは小さめの04です。厚みは2cmで邪魔にならず、それでもスマホと充電器が一緒に入るスペースがあります。サブポケットはシングルジッパーですが、イヤホンやカード類などを入れることができます。重量は65gと軽量

スマホポーチ

背面は1本のベルクロで固定するタイプ。ベルトループとカラビナも付いています。コンパクトで軽量なスマホポーチをお探しの方にぴったりです。

ハクバ OUTDOOR PRODOCTSのスマートフォンポーチには、一回り大きいOUTDOOR PRODOCTS 05もあります。最大6.7インチまでの大型のスマホを収納できます。

TC padded pouch / カリマー

出典:amazon
  • 【商品概要・用途】フックとイラスチックコードを使用し、ショルダーハーネスに固定できる小型ポーチ
  • 【機能性】・フルパッド仕様・2気室・ダブルジッパー・本体内部に起毛素材使用のポケット・ストラップアンカー
  • 【重量】70g
  • 【素材詳細】ナイロン100%
  • 【サイズ】W11.5 × H19 ×D3cm
出典:amazon

本体の内部に起毛素材を使ったポケットがあります。すべりがいいのでアイテムの出し入れがスムーズ。

出典:amazon

背面は1本のコードでショルダーハーネスに取り付けるタイプです。ベルクロの張り付きやベリベリ感が苦手な方、ショルダーハーネスの形状が独特でベルクロが付けられない方におすすめ。

出典:amazon

コンパス等の落下防止に役立つストラップアンカー付き。スマホやホイッスルなどのストラップ固定にも使えます。ベルトループは付いていません。

TC padded pouchはほどほどの厚み、軽量で使いやすいスマホポーチとなっていますね。カリマーのザックをお持ちの方は、セットで使用するとキマリます!

私は同じカリマーでもう少し軽量なTC shoulder pouchを持っているのですが、より充実しているこっちを買えばよかったと後悔しています(^^;

まとめ

スマホポーチは登山するうえで必携のアイテムです。歩きに支障が出ないよう、ショルダーハーネスに固定して使えるタイプを選びましょう。選ぶ際のポイントは、①緩衝パッドが入っているか、②収納可能な大きさかどうか、③軽量につくられているか、④しっかりとした取付け方法ができるか、⑤撥水加工がされているか、⑥ダブルジッパーになっているか、です。

自分の用途に合ったスマホポーチで、快適で楽しい山歩きを!それではまた。

コメント