山頂でメスティンを使った煮込みハンバーグが食べられたらいいだろうなぁと思って考えました。一度失敗して辿り着いた答えは、生ではない調理済みのハンバーグを使うこと。それには理由があるのですが、結果的に大変お手軽に作ることが出来ましたのでご紹介します。
このレシピの特長
まず最初に、一度目の失敗例をご報告しますと(^^;)、ハンバーグの種を生の状態から煮込んだのです。その時はデミグラスソースを使用したのですが、煮込むことで肉汁が大量に出てめちゃめちゃ油っぽくなってしまいました!しかも淡白なデミグラスソースと混ざり合い変な味に。
通常、家庭で煮込みハンバーグを作る時は、フライパンで焼いて出た肉汁は、ある程度キッチンペーパーなどでふき取ってからソースを加えます。
それがメスティンでは出来なかったので、このような結果になったのだと思います。
ですから、メスティンでハンバーグを作る時は、先に焼いておく必要がありそうです。メスティンで焼いてもいいのですが、山でそんな作業はしたくないし、焦げ付きの原因にもなります。また、ひき肉は傷みが早いので生での持ち運びは避けたいところです。
そこで、家であらかじめ焼いた状態のハンバーグを冷凍して持って行き、現地でソースを加えて煮込むという方法を考えました。
このレシピのコンセプトは、
「ハンバーグを焼きすぎて余ってしまったので、一旦冷凍しておき山で2次活用する」
です(笑)

ほ~ら、大量にハンバーグを焼きたくなったでしょう!?
市販の冷凍ハンバーグを使えば、もっとお手軽ですね!
材料

【煮込むだけハンバーグ】
- 焼いたハンバーグ(冷凍) 小2個(火の通りを良くするため小ぶりにします)
- にんじん 7~8mm
- しめじ 20g
- インゲン 2本
- 中濃ソース 大さじ2
- ケチャップ 大さじ2
- 水 50cc
【白米】
- お米 0.5合(75g)
- 水 110cc
- ハーフメスティン折 2枚
作り方
1、お米は洗ってザルにあげ、水110ccを入れ、30分以上吸水させておきます。
2、にんじんは幅7~8mmの半月切りにし、硬めに茹でておきます。(薄めに切れば生のままでもOKです)
3、インゲンは3等分、しめじは小房に分けておきます。
4、煮込み用ソースを作ります。ソースとケチャップ各大さじ2、水50ccを混ぜ合わせておきます。
山に持って行く場合
具材とソースをジップロックに一緒に入れ、保冷バッグ(+保冷剤)に入れて持っていくとかさばりません。

4、メスティンにハーフメスティン折をセットし、それぞれを投入します。にんじんとインゲンは下のほうに、しめじは一番上に乗せましょう。煮込み用ソースを上から回しかけます。

5、固形燃料25gに火をつけ、火が消えるまで(約28分)自動炊飯します。
6、火が消えたら、タオルなどにくるんで10分ほど蒸らします。

7、ふたを開けて中を確認!煮込むだけハンバーグの出来上がりです。
アレンジレシピ
ご飯にハンバーグをソースごとかけ、ふたで目玉焼きを焼いてトッピングすれば、ロコモコ丼が出来ます!
まとめ

いかがでしたか?煮込んだだけなのでとっても簡単にできました。まさに「煮込むだけハンバーグ」!
煮込みソースは、野外ではデミグラスよりも、ケチャップとソースを使ったもののほうが濃い味になってインパクトがあると思います。疲れも吹き飛ぶこと間違いなしですよ!
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