今回は山パスタに挑戦です!みなさんは山でパスタを作りたい時ってどうしていますか?現地で茹でますか?それとも茹でたパスタを冷凍して持って行きますか?はたまた水に浸けて持って行きますか?どれが一番簡単で、おいしくできるか実験してみました。
このレシピの特長
山ごはんでパスタを使う場合、パスタの茹で方にはいくつか方法があります。
- 現地で少量の湯で茹でる
- 冷凍パスタ…自宅で茹でたパスタを冷凍して持って行く
- 水浸けパスタ…パスタをあらかじめ水に浸けて柔らかくして持って行く
1は、現地で茹でるので失敗は少ないと思います。ですが、茹で時間がかかることと、茹で汁が多かった場合、こぼせないデメリットもあるので今回は取り上げません。
ここでは2と3を実験してみます。同じ分量で作り、試食してどちらがおいしいか。また、水に浸ける時間や解凍方法などを考えてみました。
準備するもの
- パスタ(太さ1.4mm) 適宜(今回は50g×2)
- パスタソース レトルトのもの1袋(半分ずつ使用します)
- 水 少量
- オリーブオイル 少量
- ジップロック Mサイズ2枚
- 調理器具 メスティンでもコッヘルでも何でも可
パスタはポポロスパ5分を使いました。太さ1.4mmのものです。1.7mmでも使えますが、調理時間を短縮するため、なるべく細いものがいいでしょう。
パスタソースは、レトルトで簡単調理!私のお気に入りは青の洞窟の「海老と帆立のトマトクリーム」です(^-^)
調理器具ですが、今回は同時に2種類作るので、メスティンとコッヘルを準備しました。
作り方
冷凍パスタ
1,鍋に湯を沸かし、半分に折ったパスタ50gを5分茹でてザルにあげ、水気をよく切ります。(パスタは長いままでも大丈夫です)
2,水気を切ったパスタにオリーブオイルを少量絡ませておきます。これをすることにより、麺のくっつきを防ぐことが出来ますよ!
3,パスタをジップロックに入れたら、なるべく薄くコンパクトにまとめて冷凍庫で冷やします。前の晩にやっておくといいでしょう!
4,調理器具にレトルトソースの半量、冷凍パスタ50gの順に入れます。
5,ガスに火を付けたら弱火で焦げないように麺を解凍しましょう。少量の水を麺にかけてあげると、早く解凍できますよ!
6,お箸で軽くほぐしてあげると、2~3分で麺がほぐれ始めました。
試食してみると、パスタのかたさはちょうど良く(家で普通に茹でているからね)、美味しく出来ました!
水浸けパスタ
1,Mサイズのジップロックにパスタ50gを半分に折って入れ、全体がひたるように水を注ぎます。ジップロックの口をしっかりと閉めて水が漏れないように注意しましょう。
浸ける時間は約1時間です。
太さが1.7mmでしたら1時間半くらいがいいと思います。あまり長く浸けてしまうと、パスタがフニャフニャになってしまうので注意してください。浸け足りないぶんには、あとから追加で茹でることができるので大丈夫です。
山行時間が1時間以内なら水に浸けたまま持って行きましょう。
1時間を超える場合は一旦水気を切り、水分がほぼない状態で持って行きましょう。
また、パスタのメーカーや種類によっても浸けおき時間が変わってきますので、自宅で一度予行練習をしておくことをおススメします!
2,調理器具にパスタを投入して、ガスの火を付けます。水浸けした水は捨てたので水分はありません。この時点ではまだパスタは白っぽいままで、試食してみると少し硬いです。
3,ここで少量の水(大さじ1~2)を入れてみます。
4,2~3分でパスタが半透明になってきました。通常の茹で時間より早く柔らかくなりました。
5,ソースをかけて混ぜ合わせれば完成です!こちらも美味しくできました。
お好みでパルメザンチーズをかけてもいいですね!
実験の結果、パスタの食感は冷凍パスタのほうが普段食べているものに近かったです。水浸けパスタもおいしかったですが、少し歯ごたえがない感じで、浸け時間に左右されそうな気がしました。ちょっとコツが要りそうです。
また、温める際にはどちらも少量の水分が必要でした。でも、茹でこぼし不要なので、現地で茹でるより断然お手軽で早くでき、後片付けも楽だと思いました。
まとめ
いかがでしたか?私は断然冷凍パスタ派ですね。家で茹でる時間は必要ですが、しっかりとアルデンテが残っていたので感動しました。
今回はトマトソースで作ってみましたが、他にホワイトソース、和風、スープパスタ類でも作れそうです。パスタ好きの方は一度試してみてはいかがでしょうか?
それでは楽しい山ごはんを♪
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