登山者に人気の山専ボトル!用途に合わせたおすすめサイズは?

山専ボトル500-750山の道具

高い保温性で登山者に人気のサーモス山専ボトル。従来の500ml、900mlに加えて750mlも登場して、ますます使い勝手が良くなりました。山めし作りの強い味方。その優れた特長と、シチュエーションに合わせたサイズ選びのポイントをご紹介します!

保温力抜群のワケは?山専ボトルの性能をチェック

このページをご覧になっている方は、これから買おうかどうしようか迷っている方なのではないでしょうか。「バーナーは敷居が高いので、とりあえずボトルで試してみよう」とか、「バーナーは持っているけれど、風が強い日や火気禁止山域があるのでサブの選択肢で」など、いろいろな理由があろうかと思います。

結論から言いますと「間違いなく買い」です!私も持っていますが、買ってよかったなぁと思えるグッズの一つです。

保温性と耐久性のひみつ

山専ボトル中栓

開口部はダブルスクリュー栓。濡れた手や手袋をしたままでも回しやすいように溝が掘ってある。コップの形もザックから取り出しやすいように工夫されている。

山専ボトル口

口径は36mmで、保温力がアップされている。(マグタイプは40mmが多い)

山専ボトルグリップ部

肩部と底部にシリコン製のすべり止めがあり、落下防止に役立っている。底部は取り外して軽量化できる。

サイズ別の重さ・価格・寸法は?

以下がサイズ別の製品一覧表になります。

保温効力とは、室温20℃±2℃において製品に熱湯を中せん下端まで満たし、湯温が95℃±1℃のときから中せんとコップを付けて縦置きにした状態で6時間放置した場合におけるその湯の温度です。

保冷効力とは、室温20℃±2℃において製品に4℃以下の水を中せん下端まで満たし、水温が4℃±1℃のときから中せんとコップを付けて縦置きにした状態で6時間放置した場合におけるその水の温度です。

 本体容量 500ml(FFX-501)本体容量 750ml(FFX-751)本体容量 900ml(FFX-901)
保温効力(6時間) 77℃以上
保冷効力(6時間) 10℃以下
寸法/幅×奥行×高さ(約cm) 7×7×23.5
本体重量(約g)280/260※1
メーカー希望小売価格
 5,500円(税抜)
保温効力(6時間) 78℃以上
保冷効力(6時間) 10℃以下
寸法/幅×奥行×高さ(約cm) 8×8×26
本体重量(約kg)360/330※1

メーカー希望小売価格 6,000円(税抜)
保温効力(6時間) 80℃以上
保冷効力(6時間) 9℃以下
寸法/幅×奥行×高さ(約cm) 8×8×30
本体重量(約kg)390/360※1
メーカー希望小売価格 6,500円(税抜)
色:CS,MTBK,SDBE※2色:CS,MTBK,SDBE※2色:CS,MTBK,MTRD※2
※1 ボディリング、ソコカバーを外した重量
※2 CS:クリアステンレス MTBK:マットブラック SDBE:サンドベージュ MTRD:マッドレッド

容量が大きくなるほど、性能は高くなります。その分、価格も重量も上がりますが…。

本当にカップラーメンは作れるの?実験してみた

山専ボトル2

山専ボトルでよく質問にあがるのが、「山専ボトルのお湯でカップラーメンは作れるの?」になります!

そもそもそのために買うんだし、気になるところです。朝イチで沸騰したお湯を入れて山に登り、お昼に山頂でカップラーメンを食べようと、いざフタを開けてみたら麺が硬くて食べられなかった!なんてことになったら泣きますよ。ていうか怒りがこみ上げますよね!

そこで、手持ちの山専ボトル500mlを使って、本当にカップラーメンが食べられるのか実験をしてみました。

実験 季節は11月の肌寒い低山。朝8時に沸騰した熱湯をボトルに満杯に入れて登山。4時間後の12時にカップラーメンを作る。(雪山の6時間後は定かではありません…)

ちなみに、日清のサイトでは「美味しく召し上がっていただくため、熱湯(沸騰しているお湯)をお奨めします。ポットの保温湯95℃以下ではうまく湯戻りしません」とありました。

クッタ

いざ実験!なにやら汚っぽいですが、お湯は熱々で、ちゃんとカップラーメンが3分で作れました!

紅茶とミカン

残ったお湯でコップに紅茶を作って、まだ少し余りました。

山専ボトル1

別の日にはリゾッタと豚汁が作れました。

結果は「山専ボトルでカップラーメンは作れた」でした!

湯温が心配な方は、一度ボトル内を熱湯で温めてから入れると、もっと熱々な状態が保てますよ!

サイズ選びのポイントは?

購入する時に悩むのが、サイズだと思います。これは自分の山行スタイルと体力で決めるといいかと思います。ボトル自体は結構重たいです。重い荷物に慣れている方ならいいですが、私は少しでも荷物を軽くしたいので、持つなら「日帰り登山」と決めています。一泊登山の重い荷物の中に山専ボトルも追加するなんて勇気はちょっとありません(^^;

以下は、私が考えるおおよその目安です。

  • 単独日帰り登山 500mlで昼食+飲み物 750mlで昼食+飲み物+下山までの補給
  • 二人日帰り登山 750mlで昼食+飲み物一人分 900mlで昼食+飲み物二人分  

参考:必要な湯量は、カップラーメン(小)300ml前後、(大)400ml前後。種類によってはお湯が足りなくなることがあります。

常に温かい飲み物を欲する雪山では、単独でも900mlを持ったほうが安心かもしれません。山だけでなく、帰りの車の中でも使いたい時があると思いますので、自分の行動パターンで臨機応変に考えるといいでしょう。

また、登山中の水分補給に熱湯は飲めませんので、水分は別に用意しましょう。 

参考重量 中に熱湯を入れた状態で、 500ml=約760g 750ml=約1,080g 900ml=約1,260g

私は、今まで500mlサイズを使用していましたが、お昼でお湯がなくなってしまうので、もうちょっとあればいいなぁと思っていました。でも、900mlは重いし…と思っていた矢先、750mlが発売されたので即買いしてしまいました!(笑)

どのサイズがおすすめかと聞かれたら、私は迷わず750mlをおすすめします!

水以外のものを入れてもいいの?

通常は熱湯や氷水を入れることが多いと思いますが、それ以外の飲料はどうなのでしょうか?製品の取扱説明書に、安全上の注意として以下の文が書かれています。

次のものは絶対に入れないでください。

  • ドライアイス、炭酸飲料
  • 牛乳、乳飲料、果汁など腐敗しやすいもの
  • お茶の葉、果肉

これらは、内圧が上がって中栓が開かなくなったり、中身が飛び出したり、腐敗や変質の原因になったり、すきまに詰まったりして、ケガや漏れの原因になるので禁止となっています!

中に入れるものは、水、お茶類、スポーツドリンクくらいにしておいたほうがいいかと思います。

まとめ

山専ボトルは、

  • 6時間経っても77℃以上を保つ高い保温性がある
  • カップラーメンが作れる
  • サイズは、程よい量の750mlがおすすめ
  • 中身は、炭酸類・牛乳・茶葉・果汁などは避ける

サーモスは日本のブランドなので信頼性があり、性能の面ではそれほど不安を感じることはないでしょう。一般的な水筒に比べたら値段が高く、購入を躊躇してしまうかもしれませんが、山の上でそれ以上の満足感を得ることができるので、試してみるといいのではないでしょうか。

また、山の上だけでなく、日常の生活でポット代わりに使って電気代を節約したり、フリーズドライと一緒に仕事に持って行ったりと、いろいろな場面で活躍してくれると思いますよ!

ボトルを傷から守るポーチも別売りで販売しています。

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