登山歴を重ねるごとにどんどん増えていく山道具。皆さんはしまい場所に苦労していませんか?前回は有孔ボードを使った収納方法をご紹介しましたが、今回は家にあるものを使ってできる収納を考えてみました。
それ全部使ってる?まずは整理する所から始めよう
収納スペースには限りがあります。特に賃貸マンションなどで部屋が狭い場合、山道具を全部収納しようと思っても入りきらない場合もありますよね?
そこで一度見直してみましょう。あなたの山道具、全部使っていますか?もしかして奥深くに眠ったまま、もう使われなくなったものはありませんか?
整理収納アドバイザーでもある私が提案します。
いい機会なので一旦山道具をすべて出し、要るものと要らないものに分けましょう。
- 要らないものは処分するなり売るなりあげるなりしましょう。
- 迷うものはボックスに収納して押し入れに。これは1年後にもう一度見直します。
- そして、使うもの、必要なものだけを収納することにしましょう。
私は「一つ買ったら一つ手放す」をポリシーにし、なるべく物を増やさないように努力しています。(あまり実行できていませんが)
衣類はクローゼットやハンガーラックにつるして収納
ウェアは畳もうとすると、皺になったり手間が増えたりして扱いが面倒になってしまいます。ウェアはハンガーにパッとかけて吊るす。これが一番楽です。
特にゴアテックスのレインウェアは、畳んだままにしておくと折り目が付き、機能が落ちてしまうので、家に帰ったら必ず広げてハンガーに掛けるようにしましょう。
吊るす場所にも限りがあるので、シーズンが終わって着なくなったものは、ニトリの収納ケースNフラッテを使って収納しています。これは引き出し式ではないので、奥行を気にせず使えますよ。
アンダーウェアはボックスに目隠し収納
アンダーウェアはさすがに見せる収納はできませんので、3段ボックスの下2段を使っています。上段にトップス、下段にボトムを収納し、体とリンクさせています。
本棚を使った収納スペース
たぶん、どこのおうちにも本棚はあると思うのです。読まなくなった本にはサッサとどいてもらい、山の本を並べちゃいましょう♪本棚の活用は、古い本の断捨離も一緒に出来て一石二鳥ですよ!
スプレーボトル類もニトリのカゴに入れて収納しています。
こちらは山小屋で購入した手ぬぐいやバンダナです。これも増えますよね~!かごに入れて取り出しやすくしています。
山ではウェットティッシュが必需品!新型コロナの影響でたくさん購入してしまいました。これもかごに入れてすぐに取り出せるようにしています。
おなじみの山と高原地図。そして食器類やバーナーの予備などを入れています。
こちらにはステンレスボトル、カメラ機材を入れています。
使う頻度の高いナルゲンボトル類は、すぐに中身を作れるよう、台所に収納しています。
ポールスタンドを使ったザック収納
子供が小さい頃に使ったポールスタンドが、子供部屋に放置されていました。これを使わない手はありません。(まだ使っているお宅は、子供から奪ってはいけませんよ)
私はこれに小さめのザック、帽子、シュラフ、アイゼンをぶら下げています。有孔ボードに掛けられなかったザックの置き場が、これで解消されました!
ちなみに、羽毛のシュラフは圧縮袋に入れっぱなしにするとへたってしまいます。大きいスタッフバッグにふんわり入れて収納しましょう。
夢は部屋でテント暮らし
私はテント泊はしませんが、「おうちでテント泊」はしてみたいです(笑)。新型コロナの影響で遠出が出来ない今、じわじわと「おうちで…」シリーズが増えそうな予感!
そのためにはもっと部屋を片付けて、テントを張れるスペースまで確保したいと考えています。
「テントの収納には家そのものを活用」すれば、テントしまわなくて済みますよね(笑)
是非とも実現したいと思っております!
まとめ
今回は家にあるもので山道具の収納をしてみました。
有孔ボードを使った見せる収納もいいですが、諸事情でそれが叶わない場合は、家にある愛用品で使いやすい収納を考えましょう。
ヒントは「使わないものが入ったままになっている収納家具を探してみる」です。
家に居ながらにして山を感じながら生活できる空間を作ることは、本当に楽しいです。登山自粛でなかなか遠征できない分、今はおうちで山気分を味わいましょう!
有孔ボードを使った登山道具の収納記事も書いています。
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