高い機能性と耐久性で多くの登山者に支持されているミレーのザック。中でもサースフェー30+5は、日帰りから小屋泊登山にちょうどいい大きさで女性にも人気です。どんなところに工夫があるのかレビューしてみました。これを読めばサースフェーのすべてが解りますよ!
私がなぜサースフェーを買ったのか
私が、初めて泊まり用のザック(30L)を買いに行った時、試したのはブランドの違う4つのザックでした。その中で自分に最も合っていたのがミレーでした。背負った瞬間にしっくりときて体になじみ、背中もウエストもとても心地よかったのです。
また、ポケットがたくさんあって、とても使いやすく感じました。女子にとってポケットは必要アイテムですよね!
形も、「ガチで登山するぜ~!」みたいな仰々しいところがなくて気に入ったのでした(笑) 私はよく公共交通機関を利用するので、見た目も大事なんです。
結局、ミレーの一択となり購入に至りました。
それ以来、泊りの登山では必ずミレーのサースフェーを使用しています。使い勝手が良く、持ち上げた時は重くても背負ってしまえばなぜか重さを感じないんです。周りもミレーユーザーが多く、人気なんだなぁと嬉しくなります。
サースフェーはいろいろなところに工夫が施されている
サースフェーはミレーの定番バックパックです。長い間ロングセラーになっているのはなぜでしょうか?ザックの特長、装備をご紹介します。(私のサースフェーは2018年版なので、新型と一部異なる仕様があります。ご了承ください)
特長
素材 | 210デニールCORDURA®ナイロン |
容量 | 30+5L |
背面長 | S=43cm M=48cm L=51cm |
重量 | S=1,450g M=1,500g L=1,500g |
構造 | 2気室(1気室にもなる) |
背面長サイズ | S | M | L |
身長(cm) | 145~165 | 160~175 | 170~190 |
Sサイズは、ハーネス形状、チェストベルトの位置が女性用に調整されています。もちろん小柄な男性も使用できます。私は身長164cmですが、Sがちょうど良かったです。品番にLDがつくのは女性用(Sサイズ)です。
装備
フロント(前面) +5とは?
サイド
バック(背面)
ヒップベルト周り

私が一押しの大型フォールディングポケット。通常のサイズでも結構入るのですが…
雨蓋
開口部

ステップ2:ループに指をかけて瞬時に開閉可能

ステップ3:最後の開閉も指1本。雨をしっかり防ぎます。でも、時々面倒な時もあるんですよね。なかなか中に辿り着けない…
内部
底部
まとめ
いかがだったでしょうか?いいところばかりじゃなく、ちょっと不満ってところも書いてみました。感想は人それぞれなので、あくまでも参考程度にお読みいただければと思います。
こうして改めてサースフェーを見直してみると、やはり人気の秘密がわかります。登山する上での使いやすさをとことん追求し、耐久性、機能性も重視した素晴らしいザックです!
ほかのメーカーのザックにも素晴らしいものがたくさんありますが、こうして何かの縁でミレーに出会えたわけなので、私はこれからもサースフェーを大切に使っていきたいです。
↓サースフェー SAAS FEE 30+5(メンズ)
↓サースフェー SAAS FEE 30+5 LD(ウィメンズ)

コメント
『ミレー / 登山ザックサースフェー30+5を徹底レビュー』を拝見しました。
購入してから3年目で、小屋泊の時に使っています。
昨日、八ヶ岳から帰ってから中身を全部出して洗濯・片付けなどをしようとしましたが、困ったことがあって、ネット検索をしたところ、このページに行きつきました。
困っているというのは、『内部』の説明にある、『内部にポケットひとつと、ループ状のストラップが2本。ハイドレーションの・・・』という箇所の、『ループ状のストラップ』が外れないのです。
以前は何気なく外れていたのに、今日は押しても外れません…!!
外し方を教えていただきたく、メールいたします。
よろしくお願いします。
先程の『ループ状のストラップ』が外れない・・・の件ですが、何度も何度も試してみた所、外すことができました!
『押しながら引く』で、できました。
有難うございました。
こんにちは。コメントありがとうございました。
ストラップが一時外れなかったとのこと、心配でしたね。無事外すことができて良かったです。
ザックも経年劣化が進むと不具合が出ることがあります。特にバックル、ベルト関連は故障が多いようです。
これからは注意しながら使いたいですよね。
もし今後不具合が起きた時は、公式サイトから連絡をするとアフターサービスが受けられることがありますので、試してみるといいかもしれません。