屋外で使えるホットサンドメーカーが、登山者やキャンパーの間で大人気になっていますね!ホットサンドメーカーは現在多くのメーカーから販売されていますが、ついにダイソーからも出ました!お値段は100円ではなく1,000円(税抜き)なんですが、使い勝手はどうなのか気になって買ってしまいました!今回はダイソーホットサンドメーカーのレビューと、実際にホットサンドを作って食べてみた感想も一緒にご紹介します。
ダイソーホットサンドメーカーを購入した理由
ホットサンドメーカーの存在はずいぶん前から知っていました。私の登山仲間も持っている人が多くて、パンだけでなく料理にも使えるので、横目で見ている限り、かなりの万能選手だということは感じておりました。
しかしながら、私はなかなかホットサンドメーカーを買う気になれませんでした。その理由は「重さ」だったんです。
以前、ホームセンターでホットサンドメーカーを見つけたので手に取ってみた際、かなり重いと感じました。「なにこれ?鉄で出来てるの!?」たまたま手にしたものが重かっただけなのかもしれませんが、キャンプならいざ知らず、こんなにも重い調理器具をザックに入れて歩く気がしなかったのです。
ご存知の方もいらっしゃるかどうかはわかりませんが、私はメスティン派です。普段もウルトラライトを強く推奨していますので、調理器具も超軽いアルミのメスティンで十分じゃん!って思っていたんですよね。
ところが、先日ダイソーでホットサンドメーカーを偶然見つけて手に取ってみたところ、意外と軽かったのです。素材がアルミニウム合金ということで、これくらいなら持って行けるかも…と思いました。
また、価格が1,000円(税抜き)というのもお手頃でした。通常、ホームセンターやネット通販などでホットサンドメーカーを買うと1,400円以上はしますので、100均としては高いけどホットサンドメーカーとしては低価格だと思いました。
また、登山に持っていかなくても自宅(ガスコンロ)で使えるというのもポイント高かったです(IHは不可)。まぁ、メスティンも自宅で使えますが、ちょっといろいろ試してみたくなってきました!(笑)
- 意外と軽い
- 1,000円と低価格
- 自宅でも使える
この3点が、私がホットサンドメーカーを購入するきっかけとなりました。
ダイソーホットサンドメーカーのスペック
ホットサンドメーカーはメーカーによってサイズや形状がまちまちです。ダイソーのスペックはどうなっているのでしょう?検証してみたいと思います!
横幅 実寸で約14.5cm
全長 実寸で約36cm
厚さ 実寸で約3cm
取っ手の厚さ 実寸で約4cm
<品質表示>
表面加工 | 内面/ふっ素樹脂塗膜加工 外面/ふっ素樹脂塗膜加工 |
材料の種類 | 本体/アルミニウム合金(底の厚さ:1.8mm) 柄部/ステンレス鋼、フェノール樹脂 |
寸法 | 約35×15cm |
重量 | 460g(実測値) |
内面はふっ素加工されていて焦げ付きを軽減。凹凸のないフラットな面が特長で、文字も掘られておらず、とてもシンプルな造りとなっています。お掃除も楽そうです!
蝶番の部分は外れませんので、分解して洗いたい人はご注意を。見たところしっかりとカシメてあり、2枚がずれることはありません。
取っ手部分は、ホットサンドメーカーによく見られる一般的な形状となっています。バネの力でステンレスのリングを溝にはめたり外したりして使用します。
本体と柄の接続部です。ややチープさは否めませんが、値段相応ではないかと思います。凹の穴と凸のでっぱりが両側に付いていて2枚の板をしっかりと固定してくれます。
上下の板を広げた状態です。120度くらいまで広がります。平らなところでは自立してひっくり返ることはありませんでした。
ただし、ガスバーナーの上ではかなり不安定です。ゴトクの足を長めのものにして、位置をやや奥のほうにずらしたほうがいいでしょう。
バーナーパットを敷くと、さらに安定しますよ!
ユニフレーム(UNIFLAME) バーナーパットM 610688ダイソーホットサンドメーカーの使用方法
ダイソーホットサンドメーカーは直火専用です。IHでは使えませんのでご注意ください。外箱に記載されているように、①食パン・具材を乗せる→②ふたを閉じる→③パンを取り出すと、使い方はとても簡単です!
以下に、外箱に記載してある注意事項を簡単にまとめましたので、参考にしてください。
<使用前>取っ手にぐらつきやひび割れがないか確認してください。初めて使う時は中性洗剤でよく洗い、乾かした後、薄く油をひいてから使用してください。
<使用中>加熱中、調理後は、本体や取っ手が熱くなっている場合があるので、火傷に注意してください。また、極端な空焚きをしないでください。塗膜が損傷したり、本体が変形するなど、火災や火傷の原因になります。金属へらや電子レンジは不可です。
<使用後>お手入れには中性洗剤を使用し、よく洗い流した後、腐食防止のため水分を良くふき取って十分乾燥させてください。取っ手を含む全体を水に浸して丸洗いしないでください。取っ手の中に水が溜まり、再加熱時に取っ手が熱くなって火傷などの事故の原因になります。
実際に作ってみた!<ツナとチーズのホットサンド>
早速、ホットサンドメーカーを使ってホットサンドを作ってみました!今回は、ツナとチーズを使ったホットサンドに挑戦です。とても簡単に美味しくできたのでご紹介しますね。
材料
- 食パン(6枚切りまたは8枚切り) 2枚
- ツナ 1缶
- スライスチーズ 2枚
- キャベツ 1/2枚
- マヨネーズ 大さじ1
- 粒マスタード 大さじ1/2
- 塩 適量
- 黒コショウ 適量
作り方
①ツナは水気を切って、マヨネーズ大さじ1、粒マスタード大さじ1/2、塩、黒コショウでよく混ぜ合わせます。
②キャベツは千切りにします。
③ホットサンドメーカーに食パンを1枚敷いて、スライスチーズを1枚乗せます。
④スライスチーズの上に②のキャベツ、その上に①のツナを乗せます。
⑤さらにもう1枚のチーズを乗せます。
⑥残りの食パン1枚でふたをします。
⑦ホットサンドメーカーのふたをして、弱火で両面を約2分ずつ焼きます。
⑧時々ふたを開けて焼け具合を確認し、きつね色になったら完成です。油はひきませんでしたが、くっつくことはありませんでした。
⑨適当な大きさに切ってお皿に盛りつけます。周りはカリカリ、中はふわっふわ!とてもおいしくできました!
※パンの周囲は完全に圧着はされていませんので、中味がこぼれないように注意してください。
ダイソーホットサンドメーカーのまとめ
ホットサンドメーカーはたくさんの種類があり、価格や重量もピンキリです。登山に使うのか、キャンプに使うのかでも選択肢が違ってきますので、最終的には自分の好みに合ったものを使えばいいと思うのですが、登山に使うことを前提としたならば、ダイソーのホットサンドメーカーは私的には「あり」です!メリットとデメリットをそれぞれまとめてみました。
- 軽い!1kg越えのものがあるなかで、驚異の軽さ460g。しかもザックに入るコンパクトさ。
- 低コスト!ホットサンドメーカーとしては1,000円は安すぎる。
- シンプルイズベスト!間仕切りや凹凸がないので、どんな料理にも使える。
- お手入れかんたん!ふっ素加工なので、汚れも簡単に洗い流せるのがうれしい。
- やや不安定!コンロに乗せた時やふたを開けた時に、傾くのが気になった。軽さゆえのデメリットだと思うけど、位置を調整したり、取っ手に手を添えることで解決はできる。
- 本体を分割できない!蝶番が外れないタイプなので、2つのフライパンとして使えなかったり、洗うのが大変ということもあるため、気になる人は注意が必要。とは言え、フライパンを使いたい時は、最初からフライパンを持って行くし、洗う時もバラバラにならないほうが私は洗いやすかった。
ということで、私はデメリット以上にメリットが大きかったので、買ってよかったな~と思いました!ダイソーホットサンドメーカーはアウトドア調理の新たなギアとして、メスティン同様これから活躍してくれると信じています。
ホットサンドメーカー料理のレシピもまたご紹介していきたいと思いますので、チェックしていただけると幸いです♪
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