【燕岳】登山レポ / 北アルプス入門の山 合戦尾根ルートを登る

燕岳山の記録

燕岳は、常念山脈の北側に位置する白い花崗岩の山で、標高は2,763mです。北アルプスの女王とも呼ばれ、コマクサの群落が見事です!初級者でも比較的楽に登れることから、北アルプス入門の山となっています。2019年7月下旬に、2泊3日のゆとり登山をしてきましたので、レポートしてみたいと思います。

パタゴニア

燕岳のルートと歩行時間

燕岳登山地図
出典:ヤマケイonline

燕岳の登山口は、中房(なかぶさ)温泉1ヶ所のみです。北アルプス三大急登と言われる合戦尾根を登るルートです。1泊2日でも登山可能ですが、高所順応と登り始めを朝の涼しい時間にする為、登山口近くの有明荘に前泊しました。

行程は以下の通りです。

【1日目】有明荘泊

【2日目】中房温泉登山口~第一ベンチ~第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋~燕山荘 泊

【3日目】燕山荘~燕岳~燕山荘~合戦尾根~中房温泉登山口

一泊目に泊まった有明荘の詳細は、以下のページでまとめてますのでご覧ください。

燕岳へのアクセス

私は名古屋から電車のツアーを利用しました。なにぶん静岡からはアクセスが悪いもので。。その他のアクセス方法は以下の通りです。

🚌バスでのアクセス

【直通バス】まいたびアルペン号 東京→北アルプス/燕岳・常念岳・蝶ヶ岳方面

【高速バス】アルピコ交通 東京・名古屋・大阪→松本バスターミナル

【定期バスorタクシー】中房温泉行き定期バス JR穂高駅→燕岳登山口

🚈電車でのアクセス

各地→JR松本駅…<大糸線30分>…JR穂高駅…<定期バスorタクシー約50分>…燕岳登山口

🚙車でのアクセス

【長野自動車道】 安曇野IC下車…約1時間20分…燕岳登山口

無料駐車場は、登山口周辺と穂高市街地に数ヶ所あります。 穂高市街地に止めた場合は、最寄りのバス停から定期バスかタクシーを利用します。

詳しくは、燕山荘グループ交通アクセスをご覧ください。

燕岳登山レポート

7月25日(木)

この日は、地元の中学校の生徒が大勢登山しており、合戦尾根は大渋滞!平日だからと喜んでいてはいけません。お互いに道を譲ったり譲られたり、励まされたりハイタッチされたり(笑) 「こんにちはー」「こんにちはー」…が延々と繰り返される賑やかな登りでした。(疲れが倍増)

以下、区間を区切ってレポしてみたいと思います。

燕岳登山口~合戦小屋

燕岳登山口

有明荘を朝7時に出発し、15分で登山口まで来ました。たくさんの人で賑わっていました。トイレによって身支度。

第一ベンチ

気温は15℃でしたが、すでに暑い!ゆっくり歩いて8時に第一ベンチに到着。ここには水場があります。

第一ベンチにて休憩

第一ベンチでしばらく休憩してから出発です。登山道は綺麗に整備されています。

ベニテングダケ

ベニテングダケがおいしそう(食べてはいけません)

第二ベンチ

8時44分、第二ベンチに到着。要所要所に休憩所があるのは嬉しいですね。

第三ベンチ

9時43分、第三ベンチに到着。長い階段を見て萎える。

富士見ベンチ

10時27分、富士見ベンチに到着。急登になったり緩くなったり。

合戦小屋

11時、ようやく合戦小屋に到着。大休憩だー!トイレあります(有料)

合戦小屋のケーブル

合戦小屋と言えばスイカが名物ですね。ケーブルで荷揚げしています。その他の食事もあります。

スイカ

1/8カット500円です。食べやすいように二つに切ってもらいました。甘くて冷たい。生き返る~

合戦小屋~燕山荘

遠くの山並

標高が上がるにつれて、視界が開けてきました!

休憩

燕山荘まで1.3km。陽が出てきて暑いです。スイカパワー切れた…

燕山荘が見えてきた

ようやく燕山荘が見えました!天空の城だー!

燕山荘

テント場も見えてきました。

燕山荘まであと少し

燕山荘までラストスパート!とはいかない。空気が薄くてフラフラです。

燕山荘

12時50分、ついに燕山荘到着!5時間50分も掛かりました。長かったー。

燕岳

なんだこれー!燕岳の美しさに目から汗が…?感動です。

このあと燕山荘にチェックインして、楽しい山小屋タイムを堪能しました!燕山荘の詳細は以下のページからどうぞ!

燕山荘~燕岳

7月26日(金)

次の日の早朝、荷物は燕山荘に預けて、いよいよ燕岳山頂へ向かいます。天気は最高で視界も良かったです!

燕岳に出発

朝5時半、燕岳に向かって出発です。清々しい空気です。

槍ヶ岳

周囲は360度の大展望。振り返ると槍ヶ岳もくっきりと見えています。

燕岳へ1

行程は、往復で1時間の予定です。

イルカ岩

有名なイルカ岩。メガネ岩は撮り忘れました…

燕岳へ2

山頂が近づいてきました。花崗岩とハイマツの緑のコントラストがきれいです。

イワヒバリ

イワヒバリが美しい声で鳴いていました。

360度の展望
北アルプスの大展望(パノラマで撮ってみました)
北アルプス

山座同定タ~イム!槍から左へ、中岳~南岳~北穂~奥穂~前穂。

北アルプス2

槍の右、なだらかな西鎌尾根の奥に笠ヶ岳(中央)。右へ行くと樅沢岳。さらに右へ双六岳。

表銀座

茶色い大天井岳~常念岳へと続く、表銀座コース。

燕岳頂上

燕岳山頂に到着です!岩場でそれほど広くはありません。

北燕岳

燕岳の更に先には北燕岳。こちらの道は上級者コースだそうですよ。

遠くに燕山荘が見える

来た道を振り返ると遠くに燕山荘が見えます。名残惜しいですが戻ります。

テント場

テント場の皆さんも、それぞれの目的地へと出発したよう。30張りしかないので、いつも混んでいるとか。

燕山荘

7時15分、燕山荘まで戻ってきました。チェックアウトも過ぎ、心なしか人が減ったような気がします。

7時40分、パッキングをして同じ道を下山。帰りはひたすら降りるだけなので気楽です。ただ、躓いて転ばないように気をつけなければなりません。金曜日ということもあり、登ってくる人の多い事多い事!すれ違いでまたまた大渋滞…。

何とかケガもなく、無事下山しました。この2日が夢のような時間でした。

下山後の日帰り入浴おすすめ3選

下山後の楽しみは、なんといってもお風呂ですよね!近場の日帰り湯をご紹介します。

♨安曇野しゃくなげの湯

新しくて大きな日帰り温泉入浴施設です。天然温泉の露天風呂、内湯、サウナ、炭酸泉などがあります。地元の食材を使ったレストラン有明庵、お休み処もあります。

安曇野わさびコロッケ
安曇野わさびコロッケ200円

安曇野わさびコロッケは、つんと来るわさびの風味とホクホク感がたまりません。

冷やし中華
冷やし中華700円

長野なのにお蕎麦がないのはなぜに?でも冷やし中華もおいしかったです!

ご利用案内

安曇野市内の人安曇野市外の人
大人(中学生以上)500円700円
70歳以上450円650円
小人(小学生)300円400円
営業時間9:30~21:30(最終受付8:30)
休館日毎月第一水曜日
住所長野県安曇野市穂高有明7726番地4
電話番号0263-88-4126
公式サイトhttp://syakunagenoyu.info/access

アクセス

【車でのアクセス】長野自動車道 安曇野IC下車して一般道で約25分 。(カーナビの目的地はVif穂高と設定すると便利です)

【公共交通機関でのアクセス】穂高駅からあづみ野周遊バスに乗車してVif穂高にて下車。(あづみ野周遊バスは期間限定運行・お問合せ先:安曇野市観光情報センター0263-82-9363)

♨有明荘

有明荘

燕山荘グループの一つ。天然温泉の内湯、露天風呂があります。お食事処、休憩所、売店、ドライヤー、レンタルバスタオル(有料)も完備。宿泊もできます。

ご利用案内

利用料金大人(中学生以上)700円 小人(小学生)300円
営業時間10:00~17:00(退館17:00) 2020年4月25日(土)~11月23日(月)
休館日5月12日(火)6月11日(火)6月9日(火)7月1日(水)9月1日(火)11月10日(火)
住所長野県安曇野市穂高有明中房
電話番号0263-84-6511(受付時間6:00~20:00)
公式サイトhttps://www.enzanso.co.jp/ariakeso
備考毎週水曜日(男湯)、毎週木曜日(女湯)は、露天風呂大掃除のため午前中は内湯のみ

アクセス

燕岳登山口より徒歩15分。

♨中房温泉「湯原の湯」

旅館ですが、登山者のための日帰り専用野天風呂を開放してくれています。源泉100%かけ流し。地熱蒸し玉子、水出しコーヒー、軽食等を販売しています。

ご利用案内

利用料金700円
営業時間9:30~16:00(4月下旬~11月下旬)※降雪等の影響により営業期間変更あり
住所長野県安曇野市穂高有明 7226
電話番号0263-77-1488
公式サイトhttps://www.nakabusa.com/

アクセス

燕岳登山口よりすぐ。

まとめ

燕岳の合戦尾根は、北アルプス三大急登と言われていたので、登る前からビビっていました。確かに急登がダラダラと続くので大変でしたし、暑いし、混雑してるしで、途中で心が折れそうになりました。標高が高いせいもあるのか後半バテバテになってしまい、ちょっと酸素欠乏気味に…。あやうく高山病になりかけました。

それでも、合戦小屋の冷たいスイカに救われて、天気も味方してくれて、無事登頂することができました。全般を通して危険な場所はなく、鎖場もないので安心して登れました。

燕岳の山容は見事で、花崗岩独特の波を打つような形、360度のパノラマは見ていて飽きることがありませんでした。

何より楽しかったのが燕山荘で、燕岳は山そのものの美しさは勿論ですが、燕山荘もセットになって大人気なんだなぁと実感しました。

非日常的な山の上で、なぜかカフェでケーキセットが食べられる不思議な感覚。また行きたいと思ってしまうのは私だけではないはず!

≪国内旅行≫登山・温泉・おひとり参加限定など、テーマ別ツアーが満載!

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