【山岳遭難】なぜ道に迷うのか?原因と覚えておくべき登山の鉄則

山岳遭難 お役立ち
本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。

登山をしていて気をつけなければならない事、それは遭難です。その中で最も多いものは道迷いです。自分は大丈夫、低山だから大丈夫と安心するのは禁物。どんな山でも遭難の可能性はあり、どんなに経験を積んだ熟練者でも遭難することはあるのです。自分の仲間や大切な人を悲しませないために、どのような遭難対策をしたらいいのかを知っておきましょう。

山岳遭難の概況

全国で1年間にどれくらいの山岳遭難が発生しているのか、あなたは知っていますか?警察庁では毎年山岳遭難の概況を発表しているのですが、令和4年度は以下の通りでした。

発生件数 3,015件 (前年対比+380件)、遭難者3,506人 (前年対比+431人)、うち死者・行方不明者327人 (前年対比+44人)、負傷者 1,306人 (前年対比+149人)、無事救助 1,873人 (前年対比+238人)

参考文献:山岳遭難・水難 警察庁生活安全局安全企画課

また、目的別では登山(ハイキング、スキー登山、沢登り、岩登りを含む)が77.8%と最も多く、態様別では道迷いが36.5%と最も多く、次いで転倒17.2%、滑落16.5%と続きます。年齢層別では60代以上が全体の50.7%を占めています。

単独登山遭難者の死者・行方不明者数の割合は遭難者全体の14.4%で、複数登山遭難者の死者・行方不明者数の6.0%に比べて8.4ポイント高くなっています。

通信手段の使用状況は、発生件数3,015件の78.6%が遭難現場から通信手段を使用して救助を要請しています。

1年間で3,000件もの遭難事故が発生しているのは驚きです。しかも、すべての項目において前年度を上回っています。実は、山岳遭難は年々増加傾向にあります。また、遭難原因の第1位は「道迷い」!年齢は高齢になるにしたがって増えているのですが、これは高齢登山者の割合が多いからなのかもしれません。通信手段を使用した救助要請が8割弱。逆に、残り2割の方が携帯電話を使えなかった理由が気になります。

山岳遭難防止対策

山岳遭難の多くは、不十分な装備、知識・経験・体力不足、無理な計画などが原因で発生しています。ここからは万が一の時に備えて、どのような防止対策をするべきか、項目別にご紹介したいと思います。

道迷い編

道迷いのおもな原因

道迷いが遭難原因の第1位になっているのはなぜでしょうか?道に迷ってしまう原因は多様ですが、主に以下のような事例があげられます。

  • 分岐点で曲がるべきところを気付かずに直進してしまう(道標なし、地図も見ない)
  • 道標があっても見落としてしまう(登山道の枝分かれが多く、歩くスピードが速い下山時に多い)
  • 山頂で休憩した後で、進むべき方向とは違う方向へ降りてしまう(降り口が多い山頂は注意)
  • ケモノ道(動物が作った通路)を登山道と間違えてしまう(獣との遭遇が怖い)
  • 林業や電力会社の作業路を登山道と間違えてしまう(紛らわしいテープある場合も)
  • スマホのバッテリーが途中で切れてしまい、地図が見れなくなる(バッテリー不携帯)
  • スマホに地図をダウンロードし忘れたまま出発してしまう(現地ではDLに長時間を要し、圏外だったらアウト)
  • 途中で計画を変更して、予定コースではない道を行ってしまう(不勉強な道ほど怖いものはない)
  • 途中で日没になり、道が見えなくなってしまう(ヘッドランプ不携帯)
  • 霧やガス、吹雪などの天候急変で道が不明瞭になる
  • 仲間と別行動をとったり、間隔をあけすぎてはぐれてしまう
  • 意図的に正規の登山道ではないバリエーションルートを歩く(かなりのルートファインディング能力が必要)

道迷いを起こす危険性は、登山をする前から始まっていることも!地図や装備の不携帯、無理な登山計画、出発時間が遅い、天気予報を気にしないなど、人間であるが故の気のゆるみ、うっかりミス、焦りや急ぎ、無理な行動などが道迷いに繋がりやすいのです。

行動中は頻繁に地図を見て自分の位置を確認しましょう。迷いやすい地点にはピンクテープがあったり、通行禁止路には木の枝でバリケードを作ってあったりしますので、見逃さないようにしましょう。林業用のテープは白や黄色など別の色が付いていることが多いですが、まれにピンクもあります。登山道ではない場所にピンクテープがあったら注意しましょう。

単独登山は道迷いしやすいと思われがちですが、複数登山でも意外と道を間違えやすいものです。なぜなら、おしゃべりに夢中になって道標を見逃してしまうことがあるからです。複数の目で常に周囲を観察しながら歩くことをお忘れなく。

道迷いをしてしまったらとるべき行動

踏み跡が急になくなった、浮き石が多くなった、道標が見当たらない、草木が体に頻繁に当たる、景色が違うなど、道を間違えたと感じた時は、すみやかに来た道を引き返し、分岐点まで戻るのが鉄則です。

来た道が分からない時は、決して下らずに登ってください。そのまま下ってしまうと沢や急峻な崖に遭遇し、身動きが取れなくなったり、滑落する危険があります。また、いざ引き返そうと思っても、登る体力がすでにないこともあります。稜線に出られれば運よく登山道に復帰できることもありますし、稜線上は救助を要請した時も見つけてもらいやすく、携帯電波も通じやすいのです。

もし道に迷ってパニックになりそうな時は、一旦息を整えて落ち着きましょう。人間は予期せぬことが起こると「何とかなるだろう」「自分は大丈夫」と正常バイアスが働き、危機感を感じないふりをしようとします。その結果、引き返す判断が遅れ、最悪の事態に繋がってしまうこともあります。

登山アプリを使おう

登山用の地図は山登りをする上で必需品です。昔は「国土地理院地図」や「山と高原地図」などの紙媒体の地図しかありませんでしたが、今はスマホの登山アプリで提供される地図がよく使われています。

登山アプリの地図の強みは、GPS機能により自分が今いる場所がわかることです。使い方は、事前に行きたいエリアの地図とルートを自宅やwifi通信下でダウンロードし、登山口でアプリを開きスタート。行動中は自分が登山道上にいることを確認しながら進みます。

登山アプリでよく使われているのは、「ヤマレコ」「YAMAP」です。どちらもインストール・会員登録は無料で、すぐに使うことが出来ます。ただ、無料版は使える機能に制限がありますので、頻繁に登山をする人は有料版にしたほうが使い勝手は非常に良くなります。

山の中は圏外になるのでは?と心配される方がいますが、登山地図はGPS(衛星の電波)を使っているので、スマホが圏外でも使えます。バッテリー持ちをよくするために、スマホの設定は機内モードにしておくことを推奨します。

地図読みができるようになろう

地図をスマホアプリだけに頼っていると、バッテリーが切れたり、スマホを紛失してしまった時に地図が見れなくなってしまいます。そんな時のために、紙地図も併用するようにしましょう。さらに地図読みができると尚いいでしょう。

地図読み(読図とも言う)は、何か難しそうなイメージがあって、自分から積極的に働き掛けないと、なかなか勉強する機会に巡り合えません。ですが、登山をする上で基礎的な知識だけでも習っておくと、いざという時に大きな武器になります。せめて基本的な等高線、尾根、谷、崖などが読めるくらいにはなりましょう。そして実際に紙地図とコンパスで歩いてみると意外と楽しく、遠くの山を特定できたりします(山座同定)。まずは紙地図を入手してみましょう。

紙地図の入手方法

山歩きの地図は、国土の基本図である国土交通省国土地理院の地形図を使用します。地形図は登山に役立つ情報が満載です。地形図が読みこなせるようになると、登山道の変動を予測できたり、コース周辺の風景を予測できるようになります。入手するにはいくつかの方法がありますのでご紹介します。

  • 国土地理院 ▶地図読みで使われる国土地理院の2万5千分の1の地形図は、大型書店でも購入できますが、範囲や大きさは決まっています(A2版に近い)。任意の狭い領域でよければ、国土地理院のサイトで無料でプリントアウトできます。
  • 日本地図センター ▶国土地理院の2万5千分の1の地形図が近くの書店にない場合は、日本地図センターでネット購入できます。販売店一覧検索もできるので調べてみましょう。地図読み講座に参加する場合は、正規の地形図が必要になるので、こちらで入手しましょう。
  • 電子地形図25000オンライン ▶国土地理院の新しい地形図です。自分の欲しいエリアを欲しい大きさでカスタマイズして購入することができます。サイズはA0~A4で価格もお手頃。但し、印刷物ではなく画像データでの購入なので注意。自分でプリントアウトして使用します。
  • カシミール3D ▶ 国土地理院の地形図をはじめとした、様々な地図を無料でダウンロードできる個人が配布しているフリーソフト(一部有料)。自身のPCにインストールすれば、いつでも行きたいエリアの地形図をプリントアウトできます。スマホ版(一部課金あり)もあります(スーパー地形)。登山地図だけなら無料版の平面図で十分かと思います。
  • 山と高原地図 ▶登山、ハイキング用の定番とも言える山地図。書店やネット書店で購入できます。主な山域エリアごとに登山コース、所要時間、山小屋、水場、危険箇所などが書かれ、毎年最新版が更新されるので安心。地図読みの精度はあまり良くありませんが、計画時の参考地図にはおススメ。但し、マイナーな山は載ってないので注意。

登山用のコンパス携帯しよう

suunto
出典:amazon

登山用のコンパスは、ベースプレートコンパスと言い、地図の上に置いて使用します。各社から同様のものが販売されていますが、正確さの点ではSUUNTO(スント)がフィールドコンパスのトップブランドなので安心して使えます。他にはシルバのコンパスも人気です。緊急用としてザックに入れておきたいですね。

地図読み習得方法

道具が揃ったら地図読み体験をしてみましょう!地図読みを習得する方法には、以下のような手段があります。

  • 登山ショップが開催している地図読み講習会に参加する。モンベルの山歩き講習会に「初めての地図読み編」があります。初心者を対象としていて、誰でも参加できます。実際にフィールドを歩きながら、地図読みの基本知識を教えてもらえるので、とても分かりやすくおススメです。地域は限られますが、石井スポーツの登山学校にも「地図読み講習(机上・実技)」があります。
  • 地図読みの書籍から学ぶ。▶初歩から実践まで、わかりやすく書いた書籍がたくさんあります。講習会で地図読みを教わっても、時間が経つと忘れてしまうもの(私のこと)。そんな時、手元に本があればいつでも復習することができます。

私が所持しているのは、「学べる!山歩きの地図読み」(著:佐々木亨)です。地図読みの入門書とも言える一冊。地図読みからコンパスの使い方まで基礎的な知識が学べます。図や写真もたくさんあって、初心者にも解りやすく書かれています。

装備編

装備を万全に整えることは、遭難を未然に防ぐための基本的な対策となります。備えあれば憂いなしですね。

服装とギア

低体温症、転倒、滑落を防止するため、山の気候や行程に合った服装(レインウェア、化繊の衣類など)、登山靴、ザック、ヘッドランプ、トレッキングポールを装備し(雪山ではアイゼン、ピッケルなども準備)、的確に使いこなせるよう前もって使い方を習得しておきましょう。

通信機器とバッテリー

万一遭難した時に助けを呼ぶための、携帯電話や無線機、充電用の予備バッテリーは必ず持ちましょう。

携帯電話は、自分の居場所を瞬時に警察や救助機関に伝えることができるので、救助要請手段として有効です。しかし、圏外の山岳エリアでは電話が繋がらなかったり、低温時(0℃以下)はバッテリー落ちが早まったり、使えなくなったりすることもあるので注意が必要です。予備バッテリーとともに、冬場は携帯電話を保温するカイロを持って行くとより安心です。

ビバーク用ツェルト

万が一アクシデントに遭って停滞を余儀なくされる時、あなたを助けてくれるのがビバーク用のツェルトです。ツェルトはテントのようなグランドシートはありませんが、風や雨、寒さからあなたの体をガードしてくれます。軽量でコンパクトなので、ザックの隅に忍ばせておけます。

出典:amazon

finetrackの1~2人用のツエルト1 OG。ビバーク時には何とか成人2人が寝ることができ、座って待避・休憩する場合には3~4人で被ることができます。 緊急時には救助用のシートとしても使用できる必要十分な強度も備えます。もしもの時のためのお守り代わりで持って行くと安心です。重量230g。収納時サイズ:9.5×4.5×14cm。

出典:amazon

一人用では、ライペンビバークツェルト・ソロが人気の商品です。アライテント製なので防水性、耐久性ともに安心で、重量も105gと軽量です。こちらは雨天時のポンチョとしても使えます。

出典:アライテント

ツェルトはただ持っているだけでは十分に活用させることはできません。事前に正しい使い方を習得しておくことで、いざという時慌てずに行動することができます。ツェルトに加えて細引き、傘、ポールなどのギアが役立ちます。

非常食を持とう

万一遭難した時のために非常食も携帯しましょう。非常食は行動食とは別のもので、長期間保存ができ、軽くてかさばらず栄養価の高い防災食に近い食材です。カロリーメイトやソイジョイのようなバランス栄養食、糖質(羊羹や固形ブドウ糖)、脂質(ナッツ類)、タンパク質(小魚の燻製やビーフジャーキー)などをミックスして携帯するのがおススメです。箱や袋から出せるものは出して、ジップロックなどに入れておきましょう。

いざという時に持っていると便利な小物

携帯用ナイフ・ハサミ

出典:amazon

応急処置や、キネシオテープを切ったりするのに使える携帯用ナイフ・ハサミは、登山だけでなくキャンプや仕事にも重宝します。ビクトリノックスの収納式小型ナイフは、小さくても切れ味は抜群です。重さは僅か81g。パーツの数や種類もいろいろ選べます。

簡易浄水器

出典:amazon

遭難して川の水しか飲むものがなくなった!そんな時にこのソーヤーミニ SP128があると便利です。登山者が多く使っており、重量わずか100g。バクテリア(コレラ菌、ボツリヌス菌、チフス菌、アメーバ赤痢菌、レンサ球菌、サルモネラ菌)、微生物(ジアルジア、クリプトスポリジウム、サイクロスポラ)を99.9999% 除菌、除去してくれるので安心です。川の水はそのまま飲むとお腹を壊すことがあるのでおススメしません。

その他あると便利な小物

  • くつひも・細引き(登山靴の予備ひもや何かを縛ったりできる)
  • マッチorライター(バーナーが点かない時、火をおこしたい時)
  • 鏡、ホイッスル(救助隊に自分の位置を知らせる)

登山計画書(登山届)を作成しよう

登山計画書(登山届)とは、登山前に作成し、事前に管轄警察署、登山ポスト、ネットワーク団体(コンパスetc)、家族などに提出する書類のことを言います。決まった書式はなく、紙媒体の場合は行く山の県警サイトで様式(excelやPDF)をダウンロードして記入したり、登山口に用紙が置いてある場合はそこで記入して提出したりします。今はインターネット経由で提出することもできますので、フォームに必要事項を記入していくだけで登山計画書が作成できます。登山届を出しておけば、万一遭難した時に、救助隊に重要な手がかりや有効な情報を伝えることができ、早期の発見・救助につながります。

記入する内容は、おもに以下の項目です。

  • 主な山岳の名称
  • 氏名・生年月日・性別・住所・緊急連絡先・山岳保険加入の有無
  • 入山日、下山日
  • パーティー人数
  • 行動予定
  • 装備品

つまり、「いつ、どこへ、誰と、こんな持ち物を持ち、このようなルートで登りますよ~」というような書類になります。内容は省略化せず正確に記入しましょう。これを3部コピーし、一部は警察や自治体に提出、一部は家族に、一部は自分用としましょう。

登山計画書(登山届)の記入例

出典:長野県警

表は、長野県警に宛てた登山計画書の記入例です。登山計画書は遭難活動対策のほか、持ち物の不備や、無理なコース配分に気付けたりしますので、安全登山をするためにも作成する癖をつけておくといいでしょう。

登山計画書(登山届)の提出方法

登山届

登山計画書(登山届)を提出する方法はいくつかあります。

  1. 登山口のポストに提出する。(家族にも行き先を伝えておく必要があります)
  2. 登る山の管轄県警の地域課に郵送1、または電子申請サービスを利用してネット経由で提出する。
  3. 全国オンライン登山届「コンパス」で登山計画を作り、そのままネット経由で提出する。(登る山の管轄県警に提出する必要がなくなります。但しコンパスと協定を結んでいない県に行く場合は、2.をお選びください)
  4. 登山アプリ「YAMAP」で登山計画書を作り、「コンパス」に提出する。
  5. 登山アプリ「ヤマレコ」で登山計画書を作り、「ヤマレコ下山連絡システム※2」や「コンパス」に提出する。

※1警察に郵送する場合は、1週間程度の余裕をもって提出するようにしましょう。直前に送っても、土日などは警察のほうで処理できない事があります。

※2「ヤマレコ下山連絡システム」は、ヤマレコと緊急連絡先のみの共有システムで、警察・自治体との共有はありません。

上記の中で一番楽な方法は、3.のコンパスで登山計画を作り、そのまま提出する かと思います。

コンパスとは? ▶オンラインで全国の山の登山計画書(登山届)が出せます。提出した登山計画書はコンパスのサーバーに置かれ、緊急連絡先の家族(友人)、警察・自治体と共有されます。本人は下山したら下山通知を行います。本人が指定した時間(任意で決められる)までに下山通知がない場合は、家族が警察・自治体に連絡→警察・自治体がコンパスのサーバーを閲覧する、という流れです。紙の登山届に比べて、迅速に救助・捜索活動が始められるのが特長です。

コンパスでできること ▶登山計画書の作成 / 登山ルートの作成 / 地図のダウンロード / 登山計画書の提出 / 下山通知 / てるぼうず閲覧(天気予報) / 登山記録の作成 etc

コンパスはwebもアプリもありますが、アプリが使いやすくて便利です。基本無料で使えますが、有料のプレミアム版もあります。コンパスを使用する際は会員登録が必要です。

山と自然ネットワーク コンパス(web版)

山と自然ネットワーク コンパスEXPERT(スマートフォンアプリ)

また、日頃から登山アプリ(YAMAP・ヤマレコ)を使っている方なら、4.5.の登山アプリで計画を作成後、登山アプリ経由でコンパスに登山届を提出するほうが山行記録も蓄積されるのでいいでしょう。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました!山岳遭難の多くは、不十分な装備、知識、体力不足などが原因ですが、予期せぬトラブルが起きたり、いくつかの要素が重なって起こってしまうこともあります。もしもの時のために無理のない登山計画を立て、十分な装備をし、事前に地図を熟読し、登山届も提出しておくことが大切です。いくら遭難対策をしていても防ぎきれない時もあるかもしれませんが、それでも今自分が出来る最大限のことをしていかなければならないと感じています。

それではこれからも楽しい山歩きを!

コメント