登山後のアフターケアはこれで完璧!保湿力の高いセラミド配合化粧水とシートマスクおすすめ

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夏の登山やアウトドアで気をつけなければいけない事のひとつに、紫外線による肌トラブルがあります。一番多いのは日焼けですが、年齢を重ねてくると乾燥肌になりやすいため、皮膚のガサガサ感をはじめ、汗による湿疹・痒みなどの症状も起こりやすくなってきます。うるおい不足を補うために、家に帰ったら保湿成分の入った化粧品でスキンケアをして、お肌を休ませてあげましょう。

ここでは、登山後のアフターケアとして私が使っている、保湿力の高いセラミド配合の化粧水シートマスクの2つをご紹介したいと思います。是非参考にしてみてくださいね。

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保湿化粧品はセラミド配合がおすすめ

ひどい日焼けをしてしまった時は、まずは冷やしたタオルやミストなどでクールダウンをしましょう。いきなり美白化粧水などを使うと、ビタミンCが肌に刺激を与えることがあるので、まずはお肌が落ち着いてからシミ対策で使うようにしてください。

保湿対策で効果的なものは、セラミドの入った化粧水がおすすめです。私は乾燥肌で、今までいろいろな化粧水を使ってきましたが、あまり効果がありませんでした。でも、セラミド入りに変えてからは粉吹きから解放され、とても調子がいいんです。セラミドには、外部からの刺激や有害物質を防ぎ、体内の水分が逃げないように保持する機能があります。登山後のボロボロの肌にはピッタリな化粧水なんですよね!

でも、そもそもセラミドって何?と疑問に思う方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明しますね。

セラミドとは

セラミドとは、表皮の一番上にある角質と角質の間を埋めている細胞間脂質のことで、本来人間が持っているものです。セラミド生産量のピークは赤ちゃんの時で、30歳を超えると徐々に減ってきます。また、加齢やストレス、ダイエットなどによってセラミドの生産量が減少すると、水分蒸発量が増え、乾燥、湿疹、アトピーなどの原因になったり、バリア機能が不安定になったりして、表皮環境に悪循環を招きます。

みずみずしいお肌を守るためには、不足するセラミドを補ってあげることが大切です。セラミドを補うには、食べ物やサプリもあるのですが、セラミド配合の化粧水を肌に擦り込むのが最も早く、効果的です。

セラミドの種類

実は、セラミドには4つの種類があります。その内訳と特長をお伝えします。

種類特長
ヒト型セラミドヒトが持っているセラミドと同じ構造をしています。ヒトからは採取できないので、主に酵母から作られています。なじみがよく、刺激が少ないのが特徴です。高い保湿効果があります。
天然セラミド動物由来のセラミドです。馬や牛から抽出されます。人の角層にあるものと比較的近い性質を持っていて、保湿力が高いのが特徴です。
植物性セラミドトウモロコシ、米、大豆、などから抽出されます。人が持っているセラミドとは若干構造が異なっていて、動物性に比べると安価。アレルギーのある人は注意が必要です。
セラミド疑似物質ヒトの持っているセラミドに似せた構造で作られている人工セラミドで、ヒト型よりは効果は劣りますが、表面に留まって保湿してくれます。原料が安いのでコスパがよくリーズナブル。

実際に化粧水を選ぶ際には、保湿力の高いヒト型セラミドが配合されているものを選ぶと効果が期待できます。ヒト型セラミドは、人が本来持っているセラミドと同じ構造をしているので、角質層に自然に浸透して、丈夫なバリアで肌を守ります。

ヒト型セラミドの種類

ヒト型セラミドにも種類があります。主なものは下記の7種類となります。

種類働き
セラミド1(EOP)水分保持効果、外部からの刺激バリア機能
セラミド2(NG)水分保持効果、人の肌にたくさん含まれる
セラミド3(NP)水分保持効果、しわ軽減効果
セラミド4(EOH)外部からの刺激バリア機能
セラミド5(AG)外部からの刺激バリア機能
セラミド6Ⅱ(AP)水分保持効果、ターンオーバーの促進
セラミド7皮膚常在菌のバランスコントロール

どんなセラミド化粧水を選べばいいの?

ヒト型セラミドの中では、セラミド1(EOP)、セラミド2(NG)、セラミド3(NP)、セラミド6Ⅱ(AP)が効果が大きいと言われています。メーカーによって配合されているヒト型セラミドは違いますので、容器の成分表を見てなるべくそれらが入っているものを選ぶといいでしょう。また、セラミドと一緒にその他の保湿成分(ヒアルロン酸、スクワラン、コラーゲン、エラスチンなど)も入っているものを選ぶと、相乗効果でより保湿力がUPします。

▼LITSモイストローション化粧水 / LITS

LITSモイストローション化粧水は、セラミド2、3、6が入っています。他に、エクトイン、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、スクワランも配合。ややとろみのある化粧水です。「アルコールフリー」「無着色」「無香料」「鉱物油フリー」「界面活性剤無添加」。価格も割とリーズナブルです。もちもちしていい感触です。

▼ヒフミドエッセンスローション / 小林製薬

小林製薬のヒフミドエッセンスローションは、セラミド1,2,3が入っています。製薬会社が開発しているので、信頼性がありますね。「無香料」「無着色」「アルコールフリー」「鉱物油フリー」「パラベンフリー」で敏感肌でも安心です。

▼キュレル / 花王

花王のキュレルはヒト型セラミドではありませんが、セラミド2の類似構造を持つ人工セラミド機能成分(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)を配合したシリーズです。潤い成分「ユーカリエキス」「消炎剤配合」「無香料」「無着色」「アルコールフリー」。ヒト型に比べ浸透は若干劣りますが、お肌に優しい低刺激化粧水です。低価格なので、バシャバシャ使いたい人におすすめです。Ⅰややしっとり、Ⅱしっとり、Ⅲとてもしっとりの3種類があります。ご自身の肌状態に合わせて選べます。私のお勧めはⅢ、とてもしっとりです!

化粧水の付け方

手のひらに10円玉大を取ったら、両手でしっかりなじませて、顔全体を包み込むように押さえてハンドプレスしましょう。できればさらにもう一度繰り返し、セラミド成分を肌にしっかり浸透させましょう。

セラミドは、登山の時だけでなく、年間を通して毎日使いたいですね!今回は化粧水しか紹介していませんが、ライン使いで乳液や美容液を加えるとより効果的です。


お風呂上りにシートマスクでお肌にご褒美を!

シートマスク

シートマスクの最大のメリットは保湿です!シートが密着して有効成分の蒸発を防ぎ、肌への浸透力が増すのです。

私は登山からの帰宅後、お風呂上がりにシートマスクをして肌を休ませています。化粧水でお肌を整えたら、シートを顔に貼って約15分。剥がしたら保湿成分を指でなじませてそのまま就寝。朝起きた時に潤いを実感できますよ。

どんなシートマスクを選べばいいの?

シートマスクは、使う人の症状に合わせて様々なタイプが用意されています。保湿、美白など、自分の肌の状態に合ったものを選びましょう。また、シートの厚みや大きさ、美容成分のテクスチャーも多少違うので、実際に使ってみてお気に入りのものを見つけましょう。

私は敏感肌でもあるので、極力「無添加」なシートマスクを選んで使っています。ここでは低刺激性のシートマスクを中心にご紹介します。敏感肌の方は参考にしてみてください。

▼アミノモイスト うるうる美白ミルクマスク / ミノン

敏感肌、乾燥肌用でおなじみのミノンが出している「アミノモイスト うるうる美白ミルクマスク」は、無香料、無着色、弱酸性、アルコールフリー、パラベンフリーの低刺激性。保潤アミノ酸+清透アミノ酸配合。日焼け、雪焼け後のほてりや肌荒れを防ぐと同時に美白もしてくれます。シート素材は、旭化成のベンリーゼで優しい肌あたり。

▼クリアターンプレミアムフレッシュマスク(超しっとり) / コーセー

コーセーのクリアターンプレミアムフレッシュマスクは、空気を抜いた状態で密封した「エアレス密封製法」が画期的!無香料、無着色、アルコールフリー、パラベンフリー、紫外線吸収剤、シリコーン不使用で低刺激性。ヒアルロン酸、桜エキス、ザクロエキスBG(保湿)を配合でくすみや肌荒れしがちな敏感乾燥肌に素早くアプローチ。シート素材は、こちらも旭化成ベンリーゼ(マイクロ3Dシート)使用。

▼フェイスマスク ルルルン Over45 / ルルルン

ハリ不足、乾燥小じわなどの大人の肌用エイジングマスク。ハリツヤ成分を含むガラクトエキス、イリス根エキス、ナツメ果実エキス、・黄杞葉エキス、肌整成分を含むアルプスローズエキスの厳選美肌成分を使用。しかも無着色、無香料、無鉱物油。最後の1枚までスムーズに取り出せるコンパクト設計。収納もしやすくなりました。紙パッケージで地球にもやさしくリニューアル。アレルギーテスト、パッチテスト済ですが、パラベン(防腐剤)フリーではありません。

シートマスクの使い方

  • 洗顔後、すぐの肌に使用しましょう。(化粧水を使ってからでもOK)
  • 清潔な手で、袋からマスクが破れないように丁寧に取り出し、広げます。
  • 最初に目の位置、次に口の位置に合わせてから顔全体に密着させます。
  • そのまま10分前後置いて、そっと剥がします。
  • 肌に残った液はそのまま手でなじませます。

シートマスクの注意点

ひどい日焼け直後には使わない

ヒリヒリするほどの日焼けをしてしまった時は、すぐにシートマスクをするのはNGです。一旦、化粧水でほてりを鎮めてから、美白タイプのシートマスクをしましょう。

吹き出物がある時は使わない

ニキビや吹き出物があったり、乾燥で皮がむけている時などは、配合成分が逆に悪影響を与えることがあります。炎症が起きている時は使わないようにしましょう。

長時間の使用は避ける

成分が濃厚で浸透度も高いので、短時間の使用で十分お肌に浸透します。10分程度を目安に行いましょう。長時間の放置は、乾燥したシートへ水分が逆流するので気をつけて!

毎日使わない

シートマスクは作用が強いので、水分過多になり、かえって防御力が落ちてしまうことも。週に1回程度の使用に留めましょう。

大容量のシートマスクは早めに使い切る

大容量のシートマスクは、パラベン(防腐剤)が入っているので長期保存が可能です。とは言え、やはり少しずつ劣化していくので早めに使い切りましょう。超敏感肌の人は、枚数の少ない無添加のほうが安心です。

まとめ

いかがでしたか?保湿化粧水ならセラミド化粧水。その中でもヒト型セラミドがおすすめです。そして、シートマスクでさらに保湿と美白!ですね。

敏感肌の人は、成分表をよく読んで、自分に合った安心できる化粧品を選びましょう。万が一、お肌に異常が現れた場合は、すぐに使用を中止して皮膚科専門医に相談してください。

「登山をしてるからシミ、しわは仕方ない」と諦めずに、アフターケアでお肌を労わりながら、気持ちよく次の登山に繋げていきましょう。


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